2006年09月09日
住宅の2つの値段
マイホームを検討し始めたときに、どうしても住宅の値段が気になります。
「坪単価29.8万円」のチラシを見ると「どうしてこんなに安いんだろう?」と気になるでしょう。
オープンハウスに見学に行ったハウスメーカーでは「坪60万円」と説明していたのが記憶に残る人もいるでしょう。
なぜ、こんなに違うのかは別の機会に譲りますが、今回のお話は建築業者が住宅を買う時に説明してくれる金額と、もうひとつの金額の話。
実は家には二つの金額があります。
初めて聞いたというひとが多いかもしれません。
ひとつは購入時の金額。
上記の坪29.8万円とかがそうですね。
もうひとつは生涯その家にかかる金額。
壁の塗り替え、屋根の張替え、水周りの設備の交換など、その家を維持するために発生するメンテナンスの費用を合計した金額。
Aという家を40坪1,600万円で購入したとしましょう。
Bという家は40坪で2,000万円でした。
AとBを30年という年月で比べてみます。
条件として、Aは10年ごとに外回りのメンテナンスが必要な家。
Bは基本的にフリーメンテナンスで、外まわりの維持をするためのお金がかかりません。
10年ごとに塗り替えを必要とするAは30年で2回の塗り替えと3回目には張替えが発生するでしょう。
塗り替え2回で75万円×2=150万円
普通の樹脂サッシを使っているのでしたら、張替え時には窓の取替えも必要です。
大体400万円くらいかかりますね。
実際には物価も上がりますから、もっとかかるはずです。
買う時の金額は、
Aは1,600万円。
Bは2,000万円。
維持を含めた金額(生涯コスト)を30年で想定すると、
Aは2,150万円。
Bは2,000万円。
あなたはどちらが高いと思いますか?
購入時だけの金額でなく、生涯想定できる条件も含めての値段の比較が必要なのです。
ライフプランにより、メンテナンスも含めた一生涯の住居費を想定することが出来ます。
購入時の値段と、生涯コストを合わせて考える。
後で後悔したくないのであれば、検討している会社への確認をしておきましょう。
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- at 08:05