2006年09月27日
住宅ローンが支払えなくなったらどうしますか?
過去にマイホームをお世話をさせていただいた方で、1人だけですが支払不能になったお客様がいます。
理由は勤めていた会社の倒産でした。
本当に気の毒でしたが、家を手放して再出発。
売却の相談を受けた時は、言葉がうまく出ませんでした。
本当に人生は何があるかわかりません。
過去の在籍していた会社のお客様の中では、かなりの人が支払不能になっていました。
営業がそれだけたくさんいたせいもありますが、お客様が払うと決めるのだからそこまで責任を持たないという考え方の営業が多かったせいかもしれません。
ちょっとイメージしてみてください。
お金の回り方が悪くなったときにどのようになるのかを。
ご夫婦の関係は以前と変わらず、良い関係を保っていることができますか?
お金の回りが悪くなると夫婦関係が悪くなり家族が離れ離れになってしまいまうケースがあります。
といいますか、多いといってよいでしょう。
私は住宅ローンを組むときには家族が一緒にいることを優先するように提案しています。
マイホームの計画をする前に、ぜひ夫婦で話し合って欲しいのです。
「もし払えなくなったらどうする?」
ご主人が聞いたとして奥さんはなんと答えるでしょう?
「私はパパと子供たちがいればいいわ」
「う~ん、私も働くからがんばりましょう」
いいですねぇ。このような答えは。
家族愛を感じます。
こんな風に起こりえるリスクをイメージしておいて、万が一の時にどちらをとるのか確認しておいて欲しいのです。
中にはこんな回答もあるでしょう。
「そんなことになられた困るから。近所の見た目もあるし恥ずかしいでしょ。子供たちもどうするの!?」
金の切れ目が縁の切れ目。
怖いですね。
本当にそうなった場合には、迷わず破産なり精算をして、きちんと再出発して欲しいな、と思っています。
破産はある意味、責任を取れなくなった時の社会制裁ともいえますが、見方を変えると国民を守るための制度ともいえます。
限度以上の責任から開放し、再出発するための制度ともいえるのです。
また、上限額がありますが。個人の民事再生という方法もあります。
いずれにしても家族が罵り合い、傷つけあって分かれてしまう道だけは選ばないで欲しいなと思います。
家族に豊かに暮らして欲しいと願っていろいろな選択をすることもあるでしょう。
裏目に出たからといって相手ばかりを責めるのであれば、もともと家族と呼べる関係ではなかったのかもしれません。
お互いに思いやる心。
家を持つ前に、その確認をしてからマイホームの計画をして欲しいな、と願っています。
お金の問題で家族がばらばらになるような関係であるなら、最初からマイホームは持たない方がいい。
そんな風に思うのです。
そんな考え方だったら、結婚していないでしょう?
そう思いますか?
確かにそうかもしれませんね。
ただ、マイホームを計画する機会に、大切なことについて今一度考えて欲しいのです。
家族の意味を考えるのに、こんなに良い機会はありません。
ちなみにこれは普通の住宅営業は話してくれません。
そんなことをお客様に説明しているとわかったら、会社から大目玉です。
「わざわざ購買意欲に水を差すようなことを言う奴がいるか!?」
わかりますよね。
思いが通じるお客様ばかりではありません。
言葉のあやを取って嫌われる可能性もありますから、この問題について確認するようなアドバイスをしてくれるようなお客様思いの営業は、会社からは嫌われてしまいます。
人間としては当たり前の考え方だと思うのですけどねぇ。
ちなみに住宅営業を批判しているんではないんですよ。
営業社会の構造上、この手の提案はしてくれないケースが多いことを知っておいて欲しいのです。
いつも「クビ」覚悟で正義感をひけらかすのは決して賢いとは言えません。
サラリーマンも生きていくため、片目をつぶって仕事をしているのです。
- by
- at 22:19
コメント