2006年10月13日
日本の風土にあった住宅
多くの欧米諸国と決定的な違いは、大きく二点あります。
1点は雨の量。
もう1点は大地の質ですね。
雨の量は世界の主要都市と東京の降雨量を比べると4倍以上もある都市もあります。
平均しまして、非常に雨が多いのが日本といえそうです。
次に地質。
ユーラシア大陸は巨大な岩盤。
アメリカ大陸も巨大な岩盤。
日本は国土全体に活断層が存在する、地震国家。
しかも雨が多いために国土のほとんどは土。
ヨーロッパなんかほとんど岩ですからね。
ちょっと摘み上げただけでこれだけ違うのです。
わかりますか?
ヨーロッパの木造建築が200年、300年耐久しているのと、単純に比べられない背景があるのです。
すべての建材が嫌うものは水分。
すなわち「雨」
それが世界で最も多い。
土地は何十メートル掘っても「土」しか出てこない。
ノーベルがなぜダイナマイトを開発したかご存知ですか?
国土が石ばかりなので、手で掘り返せないために開発したのです。
日本はどこまで掘っても「土」ばかり。
そんな軟弱地盤だけではなく、地震も多いと来ているのですね。
土地は軟弱、雨は多く、地震も多い。
北海道の札幌はどうかというと、さらに、積雪する都市では世界で一番の人口密集地らしいです。
毎年雪処理を見るのために使節団が来ているらしいです。
要するに日本で建てられる建築は、雨に強く、耐震性が必要。
さらにオーナーさんは快適性も求めます。
その性能を優先させた結果が、耐久性において住宅ローンを待たずに建替えられてきた建物という言い方もできます。
でもこれからはやはり一生涯長持ちする住宅にしなければいけませんよね。
だって、住宅ローンが終わったらリフォームローンなんて・・・
ローンのリレー状態は嫌ですよね。
だから皆さん、見た目だけじゃなく風土に合った住宅を建てましょうよ。
といっても技術を持たない建築屋も多いし・・・
ちなみに木組みや仕上げの技術と、風土に合った設計思想は全然別の問題ですから。
「腕がいい」とか「手抜きは絶対にしないよ」
という業者はいっぱいいますし、事実そのとおりであるのが多いのも事実です。
しかし、風土に合った、耐久性、快適性、要望を取り入れる設計力を兼ね備えた業者はどれだけいるでしょう?
これは、そうそういません。
何とかならないんでしょうかね?
イヤ!違った!
何とかしますのでご期待下さい。
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- at 23:13