2006年11月24日

家原病の原因

家原病なんて造語ができるくらいシックハウスは世の中に定着しました。

こんな状況が良いはずはありません。

しかし、相変わらず「新築の家に住めなくて、引渡しを拒否しています」なんて情報が絶えません。

いったい何故なんでしょうね?

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病気にかかりやすい環境というのがあるんですね。


思想家や自然研究家は知っていますし、情報も発信していますが、彼らには資金力も無くマスコミのスポンサーになりえないため、あまり華々しくは扱われません。


しかし、彼らの指摘する共通点は一緒です。


「自然環境と隔たりを作りすぎている」


要するに、地面はアスファルトに。


壁と天井はコンクリートや建材に。


それぞれ自然と隔離されているというのです。


戦後404病と言われた病名は、今や20,000を越える病名数になっているそうです。


病名だけで50倍。


恐ろしいですね。


特に「症」で締めくくる病気は、医師や薬剤師が勝手につけるものもあるため、実数は把握不可能になっているそうです。


彼らには命名権でもあるのでしょうか?


嫌味はさておき。


病気が増えているのは間違いありません。


病気というのは原因が複合的です。


単純な原因の病気はまずありません。


外的な要因もあれば、内的な要因もあります。


それぞれが複雑に絡み合い、原因の特定を困難にしています。


しかし、病気は確実に増えています。


戦後日本で増えたものをちょっと考えて見ましょう。


電化製品と電気使用量。


クルマ。


化学物質。


食品添加物。


対人関係のストレス。


コンクリートの高層住宅。


統計なんて見なくてもこれを否定できる人はいないでしょう。


これらが増えたから、病気が増えてきたのか?


病気がが増えたからこれらが増えてきたのか?


答えは明確ですよね。


これらが増えたから病気も増えたんです。


病気が増えるたびに「発明品」が生まれるわけがありません。


利便性を追求するたびに、人間は健康を犠牲にしてきたのです。


tatsuroさんなんて、電気使用量の変化は仕事上痛感していると思いますよ。


昔の住宅はコンセントが少ない!


電気配線は古家では全部入替になりますでしょう?


30年前なんて基本契約が20アンペアなんて当たり前ですよ。


今の一戸建ては50アンペア以上が当たり前でしょう。


消費電力はざっと2倍以上になっているのがわかります。


住宅に絞って原因を考えて見ましょうか?


何が増えたか?


合成建材。


化学物質。


利便設備。


電気設備。


減ったものもあります。


通気性が唯一減っているのですよ!気密性が良くなっているのです。


締め切った部屋では酸化が増進されるため、微生物も悪玉菌が増えます。


換気が義務付けられたとはいえ、物を置いたりすると換気量が不十分になることもあるのです。


通気が悪くなり、有害物質が増えたため、相乗効果で病気が増えたという見方はできませんか?


「学」のお偉いさんたちは、これらの主張に対してこういいます。


「試験データは出ているのか?」


「個体別の検証方法は?」


「具体性に掛けるので、証明とならない」


ちしおさん、抑えてください!ここは我慢のしどころです。


彼らは「証拠」よりも「論」を大事にするのです。


ことわざに「論より証拠」とある事実を誰か教えてあげてください。


まして、一般市民が発見した事実なんて、絶対に証拠として認めません。


ですから、増えたものと減ったものを見渡して、病気の原因になっているのではありませんか?と言ったところで認めてもらえないのですね。


悲しいものです。


ですから、増えたものの中で体に良さそうな物は無いでしょう?


これはみんな認めてくれますよね。


減ったものの中にも原因があると思うのです。


自然との関わり。自然との調和の中に身をおく。


これらのことは確実に減っているのです。


私は、この減った部分を補うための住宅の建て方を知っているのです。


大地は常に大気と呼吸をしています。


密閉した住宅はその呼吸を妨げます。


密閉せずに、高気密高断熱を両立させるノウハウ。


多分私しか持っていないノウハウでしょう。(エッヘン)


このノウハウで「多発性化学物質過敏症」のお客様の新築住宅を成功させたのですが・・・


そのお客様は、過敏症の発作はほとんど起きなくなってしまいました。


引越し後、時間の経過と共に症状が沈静化しているのです。


一度はお医者さんから死の可能性を告知された経験をお持ちのお客様でした。


その時の依頼で本当に病気に関して勉強しました。


毎日ほぼ徹夜。


おかげさまで人間も肉体を持っているため、自然と接点を多く持つことが健康の基本であることに気付けました。


野生の動物にはほとんど病気なんかありませんでしょう?


今はペットの成人病で動物病院の先生が大儲けなんて話も珍しくありません。


ペットは人間と同じ環境に暮らしていますからねぇ~


こういうことからもわかりますでしょう?


証拠はもう充分に揃っているんです。


木造の低層住宅が住む人にはやさしいのです。


事情があって、鉄骨になるのは百歩譲って致し方ないとしても・・・


健康を意識している人は少なくともコンクリートの高層住宅はやめましょうよ。


北欧では現地のコンクリートが特別多くの放射線を発生させることもあり、「シックビルディング」と呼んで病気が多いと認識しています。


日本でシックハウスと命名した人も、この名前から影響を受けたと思われます。


病気になると脅すつもりはありません。


しかし、自分が一生掛けて持とうとしている住宅を、売り手の業者の言葉だけを信じて購入するのはやめましょうよ。


どんな意見があるのか?
どんな事実があるのか?


きちんと見極めて投資するようにしましょう。


ということで、作る人も住む人も。


家原病には皆さん注意しましょうね。


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コメント

大変勉強になりました。
「シックビルディング」ですか~。。
もっと、勉強しないとです。
温暖な地域だからという事もあるからなんでしょうが、高気密にはそっぽを向いていたんですが、(通気性・通風性には気をつけます)密閉せずに高気密高断熱とはどうするんだろう?
空気の流れをデザインして・・・?室内・外の圧力の関係・・・?
う~ん、僕なんかじゃ分かりませんね。
さすが、エバラ先生!!じゃなかった、sugioka先生。。

  • hiro
  • 2006年11月24日 18:24

僕は個人的には、高気密高断熱は好きではありません。
地域柄もあるでしょうが、名古屋という土地柄のせいか、必要性を感じません。
自分では、土壁の家に住んでいますが、これで十分でしょう。
しいて言うのであれば、やはり内外装共に自然素材であれば申し分ないとは思いますが・・・
あと・・・ 本来はやはり自然換気に勝るものはないと思いますが。

これは僕の個人的な考え方、でも個人的なレベルであっていいと思っています。

みんながみんな、同じ仕事をしても正直面白くないですし、自分は自分の道を行きます。
技術のない業者が、本物の木を扱ったところで、クレームの山になるのは、目にみえてますよ。

木を触るには、自然を相手にするに等しい知識が必要ですし、木を敬う気持ちも必要です。
構造材から補助材まで、僕の総在庫はおそらく300㎥近いですが、材料にも一切手抜きなしで乾燥材にこだわるなんて事考えると、こんなんになってしまいます。

僕は悪徳業者の存在は、それなりに必要だと思っています。
いつでも光と闇は一体。
減ることはあっても、なくなる事はないです。
もしかしたら、減ることもないでしょう。
僕が、「お前らアホか!」といったところで、何も変わらないでしょう。
言い続けることをやめませんがね。

ああいう人たちのおかげで、僕の仕事が評価されるのも「事実」だと思っています。
何しろ、大した仕事は出来ていませんから。

がんばりましょうね~!「すぎおかさん!」

hiroさん

ずっと人が住んでいる家を想定した場合、高気密高断熱もバカにしたものではありませんよ。

なかなか省エネですし、耐久性も読みやすい。
温度差による、構造内結露を予防できますので、それなりに良いと思っています。

というか、北海道ではこれじゃないとダメですね。

私の知っているやり方は、理論的には土が呼吸するのを邪魔させないのですが、そのために強制換気は使います。
ですので、人が住んでいる状態では非常に良い効果を生みますが、空き家になったときにはあまりよくないかもしれません。

理論はできているのですが、改良の余地有です。


ちしおさん

良心的な業者にも、悪徳業者にも役割があるのですね。
その通りだと思います。
どちらも社会には必要です。

悪徳業者がいなければ、良心的な業者かどうかわかりませんよね。
悪徳でなければ良心的という訳。
消去法ですが、見極めには有効ですね。

世界中の車がトヨタになるわけでもなし。
それぞれの会社が信念のある仕事をこなすことが大切なのでしょうね。

300㎥はすごい量ですね。
でも倉庫にいるだけでも癒されそうですね。
お客さんにそれを見せるだけで、作り手の熱意を感じるでしょうね。
うん素晴らしい。

確かに昔の田舎の家は20Aでしたね。でも寒かった。起きたときのあの寒さは,もう耐えられません。昔のことはいいとして。
最近,”自律循環型住宅への設計ガイドライン”を勉強しつつあります。少し不精で,ちらりと読み飛ばしただけですが。
すぎおかさんに質問。このガイドラインの中心者の澤知孝男さんってどんな方ですか?
蓄熱,遮熱を十分考慮すれば,一部の地域では暖房装置は必要なくなるそうです・・・・・
関東以南の太平洋側はこれの可能性が最も見込めるそうです。
もっと,勉強せねば。

密閉せずに高気密高断熱・・・。
気になりますね。
蓄熱とか蓄熱換気とかOMソーラーとか言った類のものでは無いんだろうなぁ。
なんだろう・・・。
僕個人としては高気密というのは、なんだか息苦しくて好きになれないんだけど、密閉せずに高気密ってよく理解できないんですが、できるんならすごいですね。
うーーーん。

tatsuroさん

私はその方を知りませんでした。
多分その方も私のことを知らないと思いますよ。
(張り合ってどうする・・・)

そんなお方がいたのですね。
今度勉強しておきます。

kumaotokoさん
大地の呼吸を妨げないと言っただけで、密閉していないわけではないのです。

土の呼吸を妨げずに、高気密なのです。

なぞ掛けのようになってしまいましたね。

実は大本の発想は別に先生がいるのですが、省エネ住宅ではないので私がアレンジをしたものです。

皆様に公開出来る日が来ればよいのですが・・・
さて、どうなりますか?

はじめまして。
というか、コメント残すのが初めてなだけで
ずっと読ませていただいています。
とても興味あるテーマでしたので、一言。

お し え て く だ さ い そ の ひ み つ !

一日も早く公開できることを願っております・・・。

それから、ひとつツッコミいれておきますね。
>通気性が唯一減っているのですよ!気密性が悪くなっているのです。

ん?
「気密性が悪い」?
「気密性が良い」から「通気性が悪い」のですよね?

  • シトロン
  • 2006年11月26日 11:37

シトロンさん

ご指摘の通りです。
お恥ずかしい!
完全な私の間違いでした。

気密性が悪くなることと、環境が悪くなることには密接な関係があると思っています。

理論をきちんと理解している人でないと、真似をすると逆に痛い目に合うやり方ですので、ちょっと躊躇しているのです。

チョイかじりでで真似をされて、効果がないだの害があるだの吹聴されたくないので、どのように世に出すか思案中なのです。

いつかを約束できませんが、必ず出しますのでもう少し待っていてくださいね。

これからも応援お願いいたします。

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