2006年11月25日

「本」と「事実」の違い

「本」に書いてあることと、「事実」は違うことがあります。

「本」に限らず、インターネット上の情報も同じことが言えますが、事実ではないことがあります。

かくいうこのブログの情報も、講演会で聞いたことや、本から得た知識も含まれているため、間違いなく事実であると証明もできませんし、自分で全てを調べたわけではありません。

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本に書いてあることは結構鵜呑みにしてしまうことがあります。


往々にして、手段がなかったり、お金がかかりすぎたりして、事実確認が不可能なのです。


先日購入した本を読んでいてびっくりしました。


実は自分が研究している分野の記事が載っていたので買ったのですが、記事内容が私が知っている事実と全然違っていたのです。


それはある物理学博士が、環境を改善する方法を確立するまでの経緯について説明するくだりでした。


時系列がメチャクチャ。


しかも、本人の手記を読んだことのある私にはとても容認できない根拠の羅列。


「おいおいおい、本人が死んでいるからってこんなに適当で良いのか?」


胸がムカムカしてきました。


値段をつけて堂々と売っているのですね、そんな本を。


どうもお金で請け負うライターのようでしたが、あまりの適当さに抗議する気力も起きませんでした。


考えてみたら、色んな情報が入ってきますが、信用できるかできないか、するかしないかは本人の判断ですし、その情報を引用したりするのは本人の責任になりますよね。


「事実」と「本」の違いについて良い例があります。


千島喜久男さんという研究者がいました。


この方はあまりにも単純な研究道具しか与えられなかったため、目視できる事実だけを研究し続けました。


その中で発見したいくつかの学説があります。


例えば「細胞新生説」なんかは理科の教科書や医学書とは異なる事実の学説です。


「細胞は分裂して増えていくこと」になっていますが、氏により「違う」と否定されています。


神経や脳組織、卵細胞は細胞分裂で増えないと発表しているのです。


これらの細胞は赤血球が細胞に変化する過程を確認できると明言しています。


しかし、専門書や医学書には細胞分裂で肉体は作られると書かれています。


言い換えましょう。


「細胞分裂で肉体が作られること」に「本」の上ではなっているのです。


一度「本」になってしまうと、なにかの証明のように扱われ、本に書いてある事実と違うことには認められづらくなってしまう傾向があります。


本に書いてあったから。


インターネットで得た情報だから。


信じても大丈夫なのですか?


私たちは情報が多くなった分、選択や、決断も難しくなったといえます。


自分の知っていたことや、教えてもらっていたことは、間違いだったかもしれない・・・


いつも真実を探求する姿勢で物事を考えることは大切なことですよね。


前述の千島喜久男氏の学説に赤血球がガン化する発表もあります。


「細胞」がガン化するのではなく、「血」がガン化するのだというのです。


細胞がガン化するのでは、転移が説明できません。


よく、癌が転移する、とか言いますよね。


転移途中の癌は発見されていませんし、そもそも、がん細胞は異常細胞の増殖現象と考えられていますから、他の部位の細胞がガン化することを理論的に説明できないのです。


「血」がガン化するのであれば、体中どこで発生してもおかしくありません。


しかし、医学界は彼の学説に対して、黙殺、無視、を繰り返してきました。


氏の学説は認めないと同時に、否定もできなかったのです。


なぜか?


事実を明らかにすることによって、氏の学説が肯定されることを恐れたからです。


それらの肯定は、自らの権威の否定になってしまうのです。


私の健康住宅の考え方にも、氏の学説は役立っています。


血液をきれいにすることが健康の基本である、ということを基に、血液がきれいになる環境作りを住宅に取り入れる発想です。


健康問題に関心の高い人で、もしも氏をご存知ではなかったら一度調べてみてください。


不遇な天才の学説が事実に基づいたもので、学会の評定をする権威たちは「事実」ではなく、「本」で判断する構図が見えてきてとても面白いですよ。


面白いのですが、とても笑えませんけど・・・


「本」と「事実」の違い。


見極める目を養いたいですね。


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コメント

いやぁ~、参りましたね。
ウィキペディア・・・ 何時間も読んでしまいました。
始めて、科学とか哲学なるものに触れましたが・・・  「おもしろい」!
はっきり言って、面白すぎます。
頭のいい人が、人生の大半を費やした結果を、誰でも見る事が出来る。

僕は、目に見えるものが全てとは思いませんよ。自分に見えていないだけの場合が多いですから。

だって・・・

これだけ知的なすぎおかさんでも、
写真で見るだけだったら・・・

ただの「エロおやじ」にも見えますから!

ただ、これも真実なんです!
そう!あなたの知らない真実!

・・・?
僕は・・・どう思われてるんでしょう?
「まぁ、何でもいいか」!
どうせ、これ以上ない「勘違い野朗」ですから。

未だ知らない世界・・・ 見たいですね。
出来るだけ概念を固定しないように
精進します。

ちしおさん

「エロおやじ」は社内機密ですので、公表しておりませんでした。
なぜ、わかったのですか?

仕事の質には影響ありませんが、流言が出回らないようにご協力お願いいたします。

さておき。

千島喜久男さん、はまりましたか?
こんな日本人もいたのですね。
あるある大辞典では扱ってくれないでしょうね。このようなお人は。

「プロジェクトX」か「知ってるつもりスペシャル」なんかでメジャーになってくれたらいいのに・・・

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