2006年12月14日
失敗の科学
購入後に後悔する買い物をする人が後を絶たない。
しかし、失敗した人はなぜ失敗したのかわからない。
同じようなことを繰り返してしまうし、そんな人が消費者の中にたくさんいる、という内容です。
「サイエンス」が付く雑誌ですから、それを科学的に原因をアプローチする記事が書いてあったのです。
読んでみると
脳の活動部位と、購入意欲との関連付けを行う分析方法が出てきたと言うお話。
例えば男性に車の写真を見せていきます。
一番情動が激しく反応したのが、「スポーツカー」の写真。
この写真を見たときに、普通の男性は「欲しい」と感じるようです。
これが個人差はあるが、誰でも反応するキーワードがあって、その部位が活動することにより、合理的な判断ができなくなるらしい、という報告がありました。
欲しくなっちゃったら「どうにも止まらない」
後先考えずに買っちゃう。
その情動を利用したマーケティングが研究されていくだろう、と言う締めくくり。
さすが日経。
情動の動きまで経済活動に利用するという話題の収集力には脱帽。
裏を返すと、商業ベースの会社は
その買い物が本当にその人にとって必要かどうか?ではなく
どうやったら合理的な検討を踏まえずに消費者が購入するか?に興味を持っているということ。
これを一生に一度の不動産購入が国民的文化になっている日本で行われた場合どうなるか想像してみてください。
その人の人生計画に合っているかどうかではなく、どうやったら欲しくて欲しくてたまらなくなるか?という仕組みを利用してマイホームの販売を進めることになると思いませんか?
ちょっと恐ろしい話ですよね。
コメントの常連さんはどう思います?
いつも書いてくださる人たちは、会社の利益も大切ですがお客様の人生を窮屈にさせるような計画であれば、「よく考えてからの方が良いと思いますよ」といえる人たちだと思います。
コメントの内容を見ていれば、そのくらいは感じ取れます。
これからそういう社会が来る、と言うよりはすでに始まっていると感じていますが・・・
これから家を建てる人は、誰に頼むか本当によくよく考えてくださいね。
頼む前に誰に相談するかを良く考えなければなりませんよね。
相談の時点で間違えてしまえば、その先に必要な判断材料が正しく集まるかなんてはなはだ疑問ですもの。
不安をあおっているのではありません。
事実を言っているのです。
販売を目的とする建設会社なのか?
一緒に良い家作りをする協力者となりたがっている建設会社なのか?
見極める目を養いましょうね。
ちしおさんにエロい写真を見せたら、脳のどの部位が反応するのだろう?
と思いながら・・・
- by
- at 22:14
コメント
残念でした!
僕は「写真」ぐらいでは一切反応しません。
やはり反応すべきは、「ほんも・・・」
やめましょう!本当に「三大性者」になる。
仕方ないと言えば、仕方ないですね。
思考に操られるのが人間。
自分の思考に操られていることを「自覚」している人の少なさの実態を知ると、そのシステムをある程度把握できる人がいるならば、そこを刺激される。当然だと思います。
しかし、所詮は「思考レベル」の話しじゃないですか~。
僕達は「大いなる存在」の領域で、訴えかけていけばいい!
最後に勝つのは、いつでも正義だ!
思考になんか操られないぞ~!
思考を管理しきるんだ!
正義は勝つ!!
写真では反応しない位の修行を積んでいるということですね。
感心!
思考に囚われる仕組みがある以上、その領域で苦しむ人が多い。
私も含めて。
まだまだ知っているだけでこれからの話です。
精進します。
やっぱりCMとかチラシなど見てると、どうやったら欲しくて欲しくてたまらなくするか?ってのは、感じられますよね。
それは、経済活動だからある程度は仕方ないけれど、
根底に「いい家をつくらせてもらいたい」ってのがあるのか、たくさん建てて「儲けたい」が第一なのか?が重要だと思います。
厳然と存在しているって事は世の中に必要とされているからなんで、メーカーさんの悪口ばっかを言うのは好きじゃないのですが、、、
やっぱり、上場する様なメーカーが家づくりするのは根本的に無理があるんじゃないのかな~と思います。
家は文化だし、その家族の人生の重要な一部なんだから、それがそういう仕組みで販売されていくってのは、悲しく恐いし、やはり社会が少しおかしいんじゃないかと思います。。
hiroさんいらっしゃい!
「建物を販売する」のと、「住まいを作る」のは違うので、頼む側もその違いを理解して頼んでいるのであれば何の問題も無いと思います。
私たちはこれが良いから頼んだの!みたいに。
家を作るのと家を買うことの違いなんて、説明する工務店はいるかもしれませんが、メーカーが説明することなんて無いでしょうから。
販売を目的とした場合、効率を考えるのは経営上当たり前です。
であれば。
その行為を非難するのではなく、ユーザーが事実を確認して選択できるような仕組みが望ましいと思うのです。
本日特許出願の番号が降りました。
随時販売行為がしづらくなるシステムを公開していきますね。
お楽しみに。