2007年02月12日
この季節になると思い出す。
小樽に生まれて育った私は、今年で39歳になる。
子供の頃は家の間には除雪も入らないような土地に住んでいた。
最初に住んでいた住宅の記憶は長屋だった。
私の寝床は小屋裏の二階。
窓も無かった。
窓も無いどころか、断熱材も無く、途端を打ち付けた釘が方々から飛び出している。
私の住んでいた住宅の古い記憶はそこから始まる。
はしごを使って上がり降りをした。
バリアフリーどころではない。危険と隣りあわせだ。
4歳にしてそういう生活環境だった。
家の中で何度も不思議な影を見た。
今でも記憶に残っているが、あれは幽霊だったのだろうか?
ねずみもいた。
風呂は五右衛門風呂。
途中で釜が壊れたため、ガス給湯器へと転換されたようだが、子供の頃に五右衛門風呂に入っていたとなると、同年代ではまず話題が合わない。
要するに当時でも結構とんでもない家に住んでいたことになる。
もちろん寒い。
断熱材など入っていなかった。
人も住まなくなってしばらくして、大雪が降った年にあの長屋はつぶれてしまった。
あっけないものだった。
そんなに寂しさや感慨を感じなかったことが、寂しくさせた。
思えば本当にいろんな記憶がある。
不思議と子供の頃のことを覚えているのである。
子供たちもいつか大きくなった時、今の家のことを覚えてくれているんだろう。
できれば良い思い出をたくさん持てるようにしてあげたいと思うのはエゴだろうか?
昔の家を思い出したのはなぜなのだろうかと思いながら・・・
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- at 12:00
コメント
あ! この記憶が家への情熱のエネルギー源なんですね。
五右衛門風呂懐かしいですね。実家には使ってないけど、まだ残ってます。今は物置として。
この風呂は、別棟でした。
感動しました。
あなたの強さの秘密はこんなところが起源になっていたんですね。
快適の意味がまたわからなくなってきましたよ。
パクリましたね・・・。(笑)
tatsuroさん
情熱源かどうかはわかりません(笑)
雪でつぶれた家を思い出しちゃうんですよね。
ちしおさん
ふふふふ♪
感動しましたか?
私がどういう境遇で育ったのかを知れば、感動じゃすみませんよ。
zamisさん
はっきり言って影響を受けました。
・・・・・いえ、ごめんなさい。
パクリました。
そう、似たような境遇までパクッてしまったのです。
お許し下さい。
パクられついでに、余計なことかもしれませんが(笑)、貧乏話では、誰も感動させられません。
鎌倉時代の物語を現代人が理解できないのと同じです。
ご自分の幼少時代を書く時は、感情、感傷を排した単なる「セピア色の画像」として表現なさるのが効果的です。お試しください。(笑)
こんにちは!
私も幼稚園年中まではすんごいボロ家に住んでました。
そのせいか、綺麗なお家に未だに憧れますね〜。
寒かったという記憶が残っているのは小学校1年生くらいからでしょうか。
幼稚園時代の寒さの記憶は残ってません。
寒かったはずなんですけどね、ボロ家だったから。
うちの子供も寒さにはめっぽう強くて、パジャマ姿で外に出たりしますよ。この時期に。
そう考えると子供って強いなぁって思います。