2007年02月18日
わかりづらい建築世界
「担当者の人が非常に熱心に説明してくれて大丈夫だと思った」
そんな風に感じている人は意外と多いのでは?
建築基準法ができたのは昭和25年。
当時はてんでばらばらに建てられるバラックが、日本の復興のイメージには良くないということで、バラック防止法としての性格が強いものでした。
ですから、非常にハードルが低いんですね。
しかもその後、消防法やら、都市計画やら継ぎはぎでいろんな法律が重ねられていったのです。
近年になって、やっと基本構造の10年保障が義務化になりましたが、それまでは昭和25年に制定された法律を守っていれば「違法な建物」ではなかったのです。
外観や表面仕様を重視した非常にお粗末な住宅も、大手を振って販売されていたわけですね。
法律は多少変わりました。
しかし、法網をくぐるが如き住宅を造り続けている業者は後を絶ちません。
感じ悪いんだろうなぁ・・・こんな風に書くと。
でも事実だからなぁ・・・
これを読んだ人が慎重になりスカをつかまされないのを願うばかりですが。
本題にもどりまして。
法律上最低の住宅から、品質的にも技術的にも優れている住宅まで。
幅がありすぎるのです。
天と地ほどの差があるんです。
自分の求めている建物がどの程度の建物なのか?
適性に判断できる知識を持っている人ならいざ知らず。
中身がわからなくなっているんですね。
冒頭の熱心な担当者の話もそうです。
もしも、建築全般を経験している担当者なら別ですけれど、もしもその人がその会社しか知らないというのでしたら、建築の知識的にはかなりバランスが悪いことも想定して話を聞いたほうが間違いないでしょう。
私自身、最初に経験した建物がそこそこ良いものでしたから良かったようなものの、他の会社の建物を比べた時に「ナンじゃこりゃ」という建物を見た事があります。
スカスカのペラペラ・・・
法律上は合法。
う~ん、複雑ですね。
そんな建物でも、便利な土地柄に分譲されると飛ぶように売れるのが現実ですから。
法的最低限を満たした住宅なのか?
自分たちが気付いていない必要性までも満たした住宅なのか?
表面的には判断しづらいですよね。
ひとついえることは、最近のデフレ傾向で、高い住宅は売れなくなっています。
価格競争力を持たせるために、一般的には安い価格を維持するためにどの会社も努力していること。
これは間違いありません。
同じような金額ならば。
構造にお金をかけている会社なのか?
表面仕様にお金をかけている会社なのか?
目的にあった建物を建ててくれる会社を見極める目は必要ですよね。
もしも、そんな目が必要だけどわからないということがありましたら。
マイホームコンサルタントをあなたの目としてご活用下さい。
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- at 11:39
コメント
言われることは、ご最もです。
我々、瓦屋根施工業界でもコストダウン化が進みアスベスト問題からカラーベスト屋根から瓦屋根に多く変わっては来てるんですけどその瓦屋根もコストダウン化が進み建物の一番大切な屋根部分を1等級の瓦を使うのが一般的ですが余りにもコストダウン化を図るために価格の安い2等・3等級の瓦を使用して施工しているのです。一目で見ただけでは分かりません。一番の決め手は瓦メーカーに保証書を頂くことです。1等品のみ保証書が発行されるのです。このポイントを皆さんも頭に入れておいてください。
甍 太郎さん
コメントありがとうございます。
北海道では瓦になじみが無いもので、貴重な情報でした。
そうですか。
一級品しか保証書は出さないんですね。
建築に関しては本当に内容がわかりづらくなっていますので、信用できるところとの出会いが左右するといっても良いくらいです。
またいろいろ教えてくださいね。
こまった問題ですね。
永遠に解消されることはないでしょう。
でも、それだからおもいしろいのも事実なんですけどね。。。
ちゃんとしている業者は自信があるんですけど、それであるがゆえにわけのわからない比べ方をされると痛いんですよね。
外から見てもわかりやすい認定なり、表示なり。
そういう基準が早くできると良いのですが・・・
なかなかそれも難しい。
面白いというのも言い得て妙です。
正に、の感です。