2007年03月28日

おい!た○○○ま○○!元気か!?

「た○○○ま○○」という詐欺野郎の話を紹介します。

建設業界の営業マン数人がそいつの餌食になっています。

軽犯罪ですから、検挙が難しいこともあるでしょう。

でも、人の良さに漬け込んだ卑怯な手段は今もどこかで被害者を出し続けていると思います。

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今から7年前の話です。
ハウスメーカーの営業時代のこと。
ある時事務員が受け取った電話を回されました。

「今日すぐにあちこちの売り土地物件を見たいので案内して欲しいって言っています」
電話に出て確認した名前は「た○○○ま○○」
ひとまず待ち合わせの場所と時間を決めまして電話を切りました。

横で聞いていた店長が言ってきました。

「すぎちゃんさぁ、ちょっといい?」
「はい、なんでしょう」
「そいつさぁ、気をつけて」
「へ?」
「去年同じような問合せが来てさぁ、俺が案内しに行った客がいてさ」
「はい」
「飯をおごらされただけで終わったんだよね。書いてくれたアンケートもガセネタでさ。半日棒にふった挙句に飯まで自腹でおごらされて頭にきてんだよね」

要するに昼飯前にアポイントを要求してきて、あちらこちら物件を案内しているうちに時間が過ぎて「飯でも食いましょう」という展開に持って行き、食うだけ食ったら「連絡ちょうだい」でおしまい。
そんな奴に去年引っかかってしまったという話だった。

「俺がさぁ時間が合ったら去年のリベンジで行きたいくらいなんだけど予定があって行けないからさ。せめてそいつだったら引っかからないようにだけはしてね」

そんな話を聞かされた。

相手の風体。
話し方や話の内容。
去年の苦い経験を店長は語ってくれた。
ちなみに店長の時は「た○か」と名乗っていたらしい。
普段の「行ってらっしゃい」ではなく「やられんなよ」と送ってくれた。


待ち合わせに到着した。
風体、話し方、話題・・・聞いていた内容と同じ。
「こいつだ・・・」と確信した。

さて、確信したところでむげにはできない。
こちらの対応は社会的に及第点をもらえるようにしておかないといけない。
なるほど、うまいこと考えた物だと思う。
おいそれとつかまらないのはそのためだろう。
「あんた詐欺だろう」なんて言ってみた所で、証拠がなければ逆にこちらがひどい目にあう。
会社にそんな対応を報告されたなら、惨めな思いをするのはこちらだ。

やむを得ず、普段の通り接客する。


どうやら今回は外科医という設定らしい。
去年はドクターだとだけ言っていたそうだが。
北海道大学医学科の外科の教授の話題をたまたま知っていたので、話題をふってみたが「大学は四国」という逃げでかわされた。
なかなかやる。
しかし馬脚を現した。

待ち合わせ場所に近い病院でドタキャンになったため時間が空いたのだと言う。
「入院患者の理由でダメになっちゃったんだよね」

(ほぉ・・・いつからあの病院は入院患者を受け入れるようになったのか?)

それは私が通院したことのある病院だったのだ。
すかさず突っ込む。
「あちらの病院は今は入院患者も受け入れているんですか?私が通院してた時はなかったけど」
「今はちゃんとありますよ」
「そうなんですか」
メディカルビルの個人医院がいつから入院できるようになったのかは知らないが、ボロを出したのは間違いない。
これで客扱いをしなくて済む。


物件を案内しながら、ヒアリングをする。
詐欺に気付かないふりをするのも面白いものだ。
当然向こうの目的は違うから、何を言ってもかみ合わない。
そのくせ、手付金は300万円くらい準備して持ってきている、とかばんを叩いて見せたり小ざかしい小技を効かせて来る。
「た○○○ま○○」め・・・やってくれる。


さて、午前11時に案内を始めて午後2時を回った。
「どこかでご飯でも食べながら話をしませんか?」
向こうが切り出してきた。
こちらは全然その気がなかったので、痺れを切らして向こうから言ってきた。
「申し訳ありませんが次の予定の時間になってしまいましたので、本日はこれまでにして資料関係の準備をさせていただけませんか?お送りしますのでこちらに連絡先を書いてください」


アンケート用紙を渡した。
しばらく考えている。


「これは書かなきゃいけないの?」
「こちらも身分を確認しないで、営業車に同上していただいて物件を案内させてもらいました。会社への報告もありますので、ご記入をお願いいたします」
「飯でも食べながら書かせてもらえないか?」
「た○○○ま○○」・・・粘ります。


次の予定を理由に断ると、憮然とした表情で車を降りました。
普通のお客さんなら一度降りてキチンを挨拶とするところですが、私もそのまま走り去りました。
その後会社への苦情の連絡もなし。(当たり前ですよね)
店長へも報告しました。
詐欺に合わずに済んだのは店長のお陰ですので、ちゃんとお礼を言いました。
「こういう案内を求めるアポがあったらご用心」と社内に情報を通達しひとまず事態は収束へ。


しかし、5年後。
「た○○○ま○○」は再び私の前に現れました。
今度は「すず○」と名乗っていました。


私はハウスメーカーを退職し、前職の工務店に席を置いていました。
また昼前のアポイントを要求する内容の電話がその会社に来たのです。
事務員から私は電話を受け取りました。
聞き覚えのある声。
間違いない!「た○○○ま○○」だ!!
(コイツ、まだ懲りずにこんなこと続けていたんだ・・・)
忙しいから行けないよ、と適当に回答だけしました。
ヒマだったら顔を確認しに行っていたかもしれませんが、なにせ忙しくてかまっていられない状態だったので適当な返事で断りました。


事務員さんが心配そうに「いいんですか?本当に」と聞いてきましたが、「詐欺師ですからこんな対応で充分です」と応えました。
工務店に電話がかかってきた理由を考えると、住宅雑誌しか考えられませんでしたので、出版会社に「詐欺師に引っかからないように掲載会社に通達しておくといいよ」と進言しておきました。


しかしねぇ。
昼飯食いたさに何年間も同じことを繰り返している「た○○○ま○○」って何者なんでしょうか?
詐欺師?
まぁ、厳密に言えば詐欺ですけどね。
1,000円~2,000円と被害額も微妙ですし困った奴です。


ちなみにそのときは「すず○」と名乗っていました。
ちょっと笑えるでしょ?
「た○○○」「た○か」「すず○」と名乗っているのは。


そういえば案内した当時、他の会社の建物については詳しく知っていましたので、結構他社の営業も餌食になっていたことが想像できます。
なんだかなぁ~と思いませんか?


皆さんも詐欺には気をつけましょうね~


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コメント

へぇ~、、そんな奴いるんですね~。
だけど、昼飯位のために、そんな事やってメリットあるんでしょうかね?
デメリットの方がきついと思うんだけどね~。。

でも、sugiokaさん、その名前偽名なんでしょう?今もやってたら、当然名前変えてるわけで、、
なら、ほとんどフルネームでそこまで言っちゃったら、マズイんじゃないっすか??
本名がその名前に近い人いたら、迷惑しません?
まっ、そんな計った様に、似た名前の人がいる確率も少ないんでしょうけど(笑)

sugiokaさんに、、偉そうにすいません。
ちょっと心配になったもんで。。

  • hiro
  • 2007年03月29日 12:05

hiroさん

同姓同名はいるかもしれません。
というかどこにでもいそうな名前を使っているんですよ。
「た○はし」「すず○」「た○か」
そういう名を名乗っています。
実は大変お世話になった社長さんに同姓同名がいます。
ですから、とても嫌な感じがしたんですね。
その名前を名乗られて。
一応伏字ですのでご勘弁を。

一度ならず二度までもそのような人と接触した私にも何かしら原因があるのでしょうが・・・
嫌な話なのです。

二度目の時は電話番号を載せていた媒体が限定できましたから、そちらの住宅雑誌を発行している会社から、他の掲載業者さんに通達が回されました。
「気をつけてください」って。

hiroさんは物件案内して、と言われたら出て行きますか?

そうですね~。
うちは、そんな大きい建築会社じゃないし、少し変わっているので(笑)、、
いきなり電話してきた方に売り土地物件を案内する事はないっす。
まず、じっくり話を聞いてからでないと、ですね~

でも、今回の立場だったとしたら、、、、
はい。案内します。
そして、昼飯詐欺に合いますよ~。間違いなく(笑)

  • hiro
  • 2007年03月29日 12:54

あはは~いたいたそういう人、私の働いてたHMにもそういう人出没しましたよ(笑)

ウチの支店でも何度かやられたので上司がとっ捕まえて説教しました。

もしかしたら同じ人かもしれませんね(爆)
でもその伏字っていくら伏字でも名前二つくらいしか思いつかないんですけど。。。(笑)

それって伏字の意味無いですって(笑)

そんな脅さなくてもいんじゃないですか?(^^)

hiroさん

昼飯詐欺の被害確立が高いですか?
いやいや。
気をつけましょうお互いに。

Mちゃん

上司。えらいです。
よくやりました!
しょせん詐欺師が使う偽名ですから。
脅すと言われましてもねぇ・・・
単なる体験談っす。
同姓同名が多そうな名前でしたからねぇ。

なんでこの名前を今回思い出したかというと・・・
ここではいえませんね。
ではでは。

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