2007年03月30日
名誉毀損の営業妨害か?社会感情の代弁者か?
ネットで情報を簡単に取得できることは、新たな文化として定着しました。
多大な時間の短縮と、利便性において、産業革命を起こしたともいえるし、国境のボーダレス化を起こし世界で同時に共通認識を得ることもできます。
すごい時代ですね。
反面、使い方を間違えるとマイナスの効果もとても大きいものがあります。
住宅のクレーム関連でブログにアップしている人もいます。
業者としては完全にイメージダウンですので、情報が載せられると大きなダメージにつながりやすい。
お客様にやられてもしょうがないとも言える粗悪な品質の現場もあることはあるが、結婚した後に憎しみあって争いが起きたようで見るに耐えないものもある。
営業時代、自分の担当物件で何度かブログで扱ってもらったことがある。
お客様との見解の違いを理解するのにとてもよかったといえる。
幸い後でこんな感想が言える内容の物だったので本当に助かった。
逆にそれをみて建築の依頼をもらったくらいだ。
本当にありがたい。
クレームの原因が業者が悪いといえる場合にも、それを衆目にさらす必要性があるかどうかと考えた場合、疑問が残る余地もある。
「悪い」の程度も問題だ。
素人の無知が原因で、誤差範囲内なのにクレームをつけて対応を迫っている物もある。
確かに下手かもしれないが、違法ではないと言える範囲。
これは明らかにやりすぎで営業の妨害にしかならない。
「ネットで公開されるのが嫌だったらこちらの言うとおりに早く直せ!」
と言わんばかりの内容を見ると正直びびります。
ネットで検索すると会社についての情報は出てくる。
検討しているお客さんや、工事中、入居中のお客様がそんなブログや書き込みを目にした時には、その影響は計り知れない。
全ての物件で確認が求められることもあるからだ。
個人の腹立ち紛れにそこまでしてよい物かどうかの疑問が残るのである。
限度・・・
物事には限度が必要なのである。
やってはいけない。
踏み越えてはいけない境界線。
社会常識の限度を超えて、相手に影響を与えた場合。
それは法の物差しで計られることもある。
相手の権利を侵していることに自覚がない人間がほとんどだろう。
だから書き込む。
どうしようもない悪質な奴は別ですよ。
それは消費者感情の評価にさらされる必要があると思います。
逆に訴えられなかっただけでも良しとしなさい、といってあげたいくらいですね。
違法な対応の事実があった場合には、逆にまわりから感謝されるでしょう。
その会社も自社の改善に努めるべきです。
まぁ、そんなブログを見ていて裁判に入ったかどうかを見極める方法があります。
それは・・・
ブログを突然閉じること。
中には係争中につき情報を公開できません、と告知しているものもあります。
なぜか?
裁判中は、裁判に関わること一切の情報は証拠資料となるため弁護士の方から「裁判が終わるまで第三者への情報漏えいは一切しないで下さい。約束していただかないと弁護を引き受けられません」と説明があるからです。
ですから、何も言えなくなる。
「あのクレームについて公開していたブログ見えなくなっちゃたね」
ということになる。
万が一、訴えた側が負けたとしたら、業務妨害、営業妨害になりかねない。
そういう背景もある。
弁護士はそのへんを理解しているため、ブログを閉じさせるのが一般的だろう。
明らかに社会問題に広がるような違法性のあるのは別ですよ。
耐震偽装とか。
そういう問題はやはり二次被害者を出さないために、公開されてもしょうがない。
でも、白黒のグレーゾーンてありますよね。
これはどちらかわからないぞ。という微妙なラインの問題。
そんなときは迂闊にネット上で公開したり、その会社に影響を与えるような書き込みや特定の人へのメッセージを送ると大変なことになる場合があります。
逆にあなたが訴えられる可能性があるのです。
先程の誤差範囲のこともそうですね。
常識的な建築の知識を知らないでいて「おかしいから直せ!直してくれないなら情報を公開する!」という理論を一方的に通すのは社会の混乱を招きます。
被害者には間違いないのですが、事実関係を確認し、限度の中で相手に修正を要求しなければなりません。
ですから。
腹が立つのはわかりますが、すぐにネットにアップするのは考え物ですよ。
相手を選んだのはあなたなんだし、その相手に挽回のチャンスも与えず強制するような行為が行き過ぎると、自分に大きなマイナスになって帰ってくることもあるということです。
法律にも詳しいですねって?
いや、実は今ちょうどその問・・・
イエイエ冗談ですよ。
うちはブログを閉じたりしませんので大丈夫です。
そんなことはありませんから。
引き続き皆様の応援をお願いいたします。
- by
- at 14:02
コメント
なるほどです。
うちの場合は、お客様と信頼関係を築けてやっていけてるし、ご期待に答えた家づくりができているとは思うのですが、
万一そういう事あれば・・・なんて考えると、
そら恐ろしい気がします。
近所に言いふらされるなんてのとは、レベル違いますからね~~。
全国規模のHMさんなんかは、その辺凄く神経質にならざるを得ないでしょうね。。。
ところで、sugiokaさん、最近ちょっと恐いっすよ~(笑)
sugiokaさんの家づくりに対する膨大な知識、新しい切り口の考え方。
僕ら建築屋でも参考になるんだから、家を建てる人なら、なおさらっす。
これから家建てる人に、そういう話教えてあげて下さいよ~(もちろん、僕にも。。)
それに、おもしろ話(ダジャレか・・笑)も豊富なんですから、、、
って、ゴメンなさい。
この間から偉そうな事言って。。
ポチしてますんで、許して下さいね♪
hiroさん
コメントありがとうございます。
こわかった?
ごめんなさいね。
一時の感情でそんなサイトをアップしてね。
逆に訴えられたケースもあるんです。
知っていて損はしない話でしょう。
というかそこまでいく前にきちんと話し合って解決をして欲しいんですね。
話し合えばわかる。
そういうことが言いたかったんです。
その努力をせずに、「自分は正しい」と思い込んで行動に出てしまうと、逆に法に触れてしまうこともありますよ、というお話です。
ほとんどの会社は社会的なダメージが大きくなる前に、最善の努力をしますから、そこまでこじれるのは本当に少数でしょう。
クレームのブログが突然消えてしまう理由はそんなところにもある。
こういう書き方だったら良かったのでしょうね。
怖がらせてごめんなさいね。
私の仕事はそういうことを予防する計画の立て方をアドバイスすることです。
(フォローになりました?)
なりました。なりました。(笑)
って、僕、別に恐がってた訳じゃないんすよ♪
話の内容がちょっと物騒で、なんか暗くなってきてたから、これから家を建てる人が読んだら、sugiokaさんのブログにちょっとひいてしまわないかなと思って、、それはマズイだろうし、、、
なんて。。
勝手な思い込み&おせっかい、すんませんでした(笑)
僕がすぎおかさんをはじめ、色々な方とブログやHowpaで知り合えたきっかけは、NETで「クレーム関係のブログ」を探したところからだったんですよ。。
ただ、僕がNETで検索した中では批判的なブログは見つけられませんでしたが・・・
言葉ではきちんと伝わることが、文章にするととても難しかったりしませんか?
僕がブログを立ち上げないのはこの面で不安があるからなんですね。。
ほかの方のブログにコメントするのはその材料があるから気軽にできるのであって、無知な僕としては不特定多数の方に「発信」することが怖いのです。。
好き勝手なことを掲載して裁判沙汰になったりしたらそれこそ目も当てられませんよね~
ですから、僕は色々な方のブログの中から吸収できるところを得て自分の家造りの参考とさせていただいています。。(ちょっとズルい感じですね・・・ 汗)
rioパパさん
ずるいですね。
うそです。
ずるくありません。
そのような良心的な感覚をみんなが持っていると良いのでしょうね。
私だって実際はどうなのかわかりませんよ。
経験上間違いないだろうと思うことは書いていますが、結構変わった経験を持っていますので、それを当たり前で書いたりすると、とんでもなくスパイシーな内容になっちゃうと思います。
えっ?もう充分スパイシーですか?
・・・・・・・・
経験者はわかるんですけど、未経験者は法的なボーダーの見極めがどうしても甘くなるというか、わからない。
ネットでは踏み越えた表現なんかいくらでも見るかるし、それに対してはなんとでもいえるんですね。
法律では乱訴を禁じていますから、直接の被害が証明できなければ訴えても無駄になります。
被害が証明できれば別ですよ。
会社が情報を発信しているところって、ものすごく慎重になっていて、普通は危ない話題は避けるんです。
普通はね。
でもうちは普通じゃない。
いえ、間違えました。
事実をお伝えするのが仕事ですから、「そこまでやったらやりすぎよ」ということも場合によってはお伝えしなければなりません。
まぁ、今回はそういうネタだったということで、ご了承下さい。
hiroさん
暗かった?
私の根暗がとうとうばれてしまいましたね。
・・・
よくもばらしてくれましたね・・・
うそです。
今日はうそつきのすぎおかです。
たまにはきりりと引き締まる話題もよいではないですか。
話題は変わりますが、浮気は貞操侵害罪という罪だそうです。
知っていました?
慰謝料ではなく、損害賠償が正規の請求名になるという話を弁護士さんから聞きました。
hiroさんはも、も、もちろん大丈夫ですよね。
私も、だ、だ、大丈夫ですよ。