2007年04月27日

こんな業者どう思いますか?

まったく意味のないこと、いや、逆効果になっていることをセールスポイントにしている建設会社があります。


あまりの無知さにはあきれる他ありませんが、現実の説明を少しだけしたいと思います。


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北海道では2×4工法が比較的多くなってきました。


2×4工法で充填断熱の場合、断熱材の厚さは89ミリになります。


はい、どんなに気密性が良くても89ミリまでの厚さが限度なんですね。


ある会社のパンフレットを見ますと・・・
2×4工法なのに、100ミリの断熱材を使用しているとうたっています。


断熱材は厚い方が性能が良いと思っているあなた。
そんなことではだまされてしまいますよ。


セルロースファイバーや、BIBなどの吹き込みタイプの断熱材でも同様なのですが、グラスウールを規定の厚さを確保せずに詰め込みますと逆効果になります。
適度に詰め込まないと逆に効果が低くなるのです。


例えば100ミリのグラスウールを89ミリの2×4の壁に詰め込んだとしましょう。
本来の性能から3割減の70%程度の性能しか発揮しなくなります。


ところがパンフレットには、壁厚よりも厚い寸法はそのままに。
さらに断熱性能は100%の表示をしています。
これははっきり言って、錯誤であるし、不適切な広告方法であるといえます。
いえ、間違いを指摘してもなおその内容を変えないようであれば、それはだましている行為を続けていることになるでしょう。


実は、この会社は実在します。
シロウトではありません、建設業の免許を持っている会社です。
断熱材が厚ければあったかいと思っているようですが、未熟な考え方な上に、事実を教えても知ろうともしていません。


実は過去にとても接点の多い会社だったのです。
何度か事実を知ってもらおうと試みました。
「かえって悪くなっていますから、90ミリを使いましょうよ」とね。


答えは

「いや、うちはこれで行くから」

・・・・・・・・

いや、そうじゃなくてね。
どっちが正しいとかそういう問題じゃなくて、説明のしかたも、認識も間違っているよ、と教えたのに「うちはこれで行くから」ってどういう意味なんでしょう?


みなさん、本当に建設会社をちゃんと選びましょうね。
絶対に選ばないとダメですよ。
そして、選ぶことのできるくらいの見極めに必要な知識を身に付けてくださいね。
プロだナンダと名乗っていてこの程度のレベルなんですから。


ちなみに年間80棟以上売っている地元では中堅のビルダーです。


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コメント

勘違いしていた一人です…
断熱材は厚い方が良いと思っていました。

ある意味では正しいのでしょうが、元の厚みを保持しておかないと意味がないのですね。

ということは、2x4で充填断熱を行う場合、次世代省エネ基準を満たすにはⅡ地域までがギリギリで、Ⅰ地域は不可能、という事になるのでしょうか?

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