2007年06月22日
100年住宅の作り方
日本には1000年以上耐久している木造建築物がいくつかあります。
高温多湿の気候の中で、超長期にわたって耐久している事実をまず認めましょう。
耐震強度試験も応力計算も存在しない時代に建てられた建造物です。
いかに日本人の直感力と経験から生まれた設計思想が優れていたかの証明でもあります。
単純に古い建物の共通点をあげて見ます。
とても簡単です。
なんだそれ!?という人もいるでしょう。
はい、では古い建物の共通点。
「断熱材がはいっていません」
要するに構造が乾燥している状態で維持されやすいので、含水率が高くならないため腐らないのですね。
とても合理的です。
北海道にも時計台や豊平館など100年以上の建物がありますが、共通して断熱材が入っておりません。
現代においても、耐久性だけを優先するなら断熱材を抜いてしまえば、建物は長持ちします。
副作用として「夏暑く、冬寒い」という環境に耐えなければなりませんが。
そんな家には誰も住みたがらないということで、断熱材は住宅には必須と考えられています。
構造が乾燥しつつ、断熱材を入れることができる住宅。
これを造ることができれば、簡単に100年住宅を作ることができるんですね。
在来であれツーバイフォーであれ、実は可能です。
それもとても簡単に造ることができます。
ところがこの考え方を持っていない建設会社が実にたくさん存在するのです。
理屈はわかっていても作ることができない会社もあります。
中にはわかっているのに、そういう家を作らない会社もあります。
業界を見回しますと、ほんとうに様々な考え方があるものだと思います。
100年住宅を作り始めて困るのが、実は建築業界。
仕事が少なくなるのが目に見えているんですね。
日本の平均建替え年数は30年程度です。
3倍も耐久する建物を作られたら自分たちの首を絞めるようなものとでも感じているのでしょうか?
石油業界においても似たような話があります。
車の燃費を良くするある装置が開発されました。
石油精製会社の試験では15%の燃費向上を確認。
その結果、彼らの下した判断は・・・
不採用!
なぜか?
理由を知りたいですか?
石油が売れなくなるから、だそうです。
5%くらいの燃費改善だったら採用する予定だったそうですが、15%も改善するのであれば採用できない。
こういう話をやり取りを直接した本人から聞きますと、とても複雑な気持ちになりますね。
結局「金」か!
そうなります。
建築業界もシックハウス対策だ地震対策だといろいろ取り組んでいますが、近視眼的に狭い範囲の対策をするのと同時に。
消費者の資産である「住宅」を長持ちさせた上で、そういう性能を付加する方向で考えても良いと思うのはおかしいでしょうかね?
そっちの方がより消費者本位の考え方だと思うのですけどね。
実現すれば新築後10年くらいで査定がガクンと落ちる短所の改善にもなるでしょうし。
親から受け継いだ住宅に住むことによって、趣味や勉強、旅行や福祉などにお金をかけることができるようにもなるでしょう。
日本人は家にお金がかかりすぎるのです。
これではいつまで経っても、精神性の豊かな生活習慣を取り入れるのが難しいではないですか。
私はそう思います。
ですから、簡単100年住宅を建てましょうよ。
どうやって建てるのかって?
まずは無料相談から、お待ちしております。
ふふふ。
コマーシャルになっちゃった。
- by
- at 08:43
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