2007年07月20日

将来の欠陥住宅をどうやって見極めるのか?

住宅は「購入」「維持」「解体」と将来に渡って考えておく必要があります。

「解体」まで考える?

そう、そこまで考えて建てるに越したことはありません。


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20年後「解体」しなければならない住宅と、50年後に「解体」する住宅。
あなたが家を建てるならどちらを選びますか?


ほとんどの人が50年後を選ぶと思います。
しかし、マイホームを購入する時に、専門的な知見で判断してそういう建物を選ぶ人は、本当に少数派です。


なぜか?


なにも調べないで表面的に欲しい物が満たされているので決断してしまう。


住宅の営業マンがそこまで教えてくれない。


大まかにこの二つの理由によると思います。
営業マンの中は長持ちしないことがわかっていても、「メンテナンス次第で長持ちしますよ」と詐欺まがいの説明をする悪質な人間もいます。
全部ではないですよ。
しかし、たくさんいる業界の人間にはそういう輩も混ざっています。
少なくとも、見極める目が必要にもなりますよね。


35年ローンを奨めておいて、35年の耐久性のない建物を販売していること自体詐欺的だと感じてしまう私が異常なのでしょうか?
ローンを払っている間くらいは、耐久消費財を除いて主要な構造などでメンテナンスのいらない住宅を建てるのは最低のサービスだと思います。


ところがそれをやってしまうと、安くするのが難しくなります。
結果、価格競争に敗れて会社の経営が難しくなりますので、良いものを作りたいと願っている建設会社も葛藤することになります。
それは別の機会に譲るとしまして。


「維持」について、もっと考えなければいけないでしょうね。
これは業界全体のテーマだと思います。
例えば窓周りのコーキングに関しては5年程度が点検とメンテナンスの目安です。
これを怠ると、壁内に雨水が浸入し土台回りに深刻なダメージを与えることもあります。


また、外部からの侵入でなくても土台周りが湿気によりダメージを負う可能性があります。
それは床下からの気密性が低い住宅共通のアキレス腱です。
気密性の劣化により土台周りが湿気を帯びて強度的、住環境的に劣悪な状態になることがあります。


強度的とは、地震などの災害時に必要な強度が不足する可能性が出てくること。
住環境的とは、湿気によりカビなどの病原性の微生物が住まいの中に影響を与えること。
これらの可能性が高くなることがあげられます。


これらの質問を建設会社にするとしましょう。


「あなたの会社の建物ではこのようなことは起きますか?」


全社共通の回答は次の通りです。


「いいえ、当社の建物は大丈夫です」


わかりますよね?
全ての会社はそういう回答をしますが、ウソになる会社も含まれる可能性があるんです。
これは必ずあります。
そういう技術を持っている会社の方が少ないですから。
でも契約が欲しいからそう言ってしまうんです。
今のところ、そういう営業トークを詐欺とすることは法的にできませんので、自分で見極めなければならないんです。


あなたは見極める自信がありますか?


ライフスタイルにあった住宅を建てるには、そういう問題も識別できる能力が必要になってきます。
もちろんこれらのハードルにも対応できる、提案力と技術に自信を持っている会社もあります。
比率としては少なくなりますが、そういう立派な会社もあるんです。
ただ、それを見極めるのがとても難しい。


そういった問題を解決するのが、弊社のようなコンサルタントやエージェントサービスになります。
今はまだまだ依頼は少ないですが、将来的には確たるポジションとして認識してもらいたいものです。


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