2007年07月27日
お仕事の内容
5割は「どうしてよいたらわからないから相談に乗って欲しい」
2割は「セカンドオピニオンとして、建設会社のチェックを頼みたい」
3割は「家族とのコミュニケーションの問題で困っている」
こんな比率になっています。
最初の二つはわかりますよね。
スタートした時点ではこちらの相談が多いと思っていましたから。
でもいざ蓋を開けてみると、なんとなんと。
同居予定の家族とのコミュニケーションで悩んでいる方がとても多いんですね。
建設会社は建物のことならいくらでも相談に乗れるでしょうが、コミュニケーショントラブルに関しては専門外。
建設予定の会社のアドバイスでは対応できなくて相談が持ち込まれることが多いんですね。
ありがたいと同時に意外でした。
奉仕活動を通して過去7000名以上のファシリテーションの経験があります。
その参加者の半分は家族との関係に悩む人たちでした。
このサービスでその経験が役に立つとは思っていませんでした。
考えてみると相談が多い理由がわかります。
こういう問題について専門のアドバイザーというのがいないんですね。
相談しても大丈夫そうだな、と感じていただけるのはうれしい誤算でした。
私の経験が役に立つのはとてもうれしいのです。
普段は本音を出さずに付き合うことができても、いざ家を建てようと思うときにはいろんなエゴが出ます。
今まで狭い借家で我慢してきた訳ですから。
「あれもしたい、これもしたい」と希望が出るのは当たり前なんです。
そうしたときに普段のコミュニケーション不足の副作用が起きるんですね。
過去の不満が噴出すことがあるんです。
よほどコミュニケーションについて学んでいる人は別ですが、ほとんどの人はそうした問題に免疫がありません。
住宅の営業時代も訪問したお客様の家に漂う冷たい空気を感じたこともありました。
「何かありました?」
「杉岡さんが来るまでケンカしていました」
そんな会話を聞かれたのは4~5回あります。
言わなかっただけで、していた家庭はもっとあったのかもしれませんね。
家族とのコミュニケーション。
とても大事なことなのですが、大切にしている人の比率はまだまだ少ないと感じます。
旦那の悪口で盛り上がる井戸端会議に参加する奥さん。
自分のことしか考えないご主人。
わがままに気付かず子供たち世帯を苦しめる同居する親。
ちょっと考えると、自分を幸せにしてくれる人を大切にしていない図式が浮かび上がりますね。
不満もあるでしょうが、幸せな人生を送るための協力者としてどのようなコミュニケーションを取らねばならないのか。
少し考えてみてはどうでしょうか?
こんなことは学校では教えてくれませんし、教えてくれる親そのものも少なくなっているでしょう。
そのくらいこの国の道徳は荒んでいます。
アインシュタインに「世界の宝」と評価された日本人の人間性は眠ったままです。
自分もまだまだですが。
問題に気付いている人間から順番に、自己改善していくしかないんですね。
「お前が先に変われよ」ではなにも変わりません。
気付いた人間は損をするようにも見えますが、実はそうではない。
忍耐はお金に変えられない幸福への手段の一つだと思います。
家作りを通してそういう問題に直面するのは吉兆です。
幸せになるための課題を与えられたのですから。
家作りよりも幸せ作り。
それが先ですし、その考え方こそが良い家を建てるコツなのです。
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- at 10:19
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