2007年08月10日

家の見積り

住宅の見積りの出し方は様々だ。

30ページにもなる詳細見積りを提出する会社もあれば、ぺラッと一枚の見積りを出す会社もある。

中身が良くわかる見積書と、まったくわからない見積書が出てきた時にあなたはどうしますか?


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俗に言う坪単価いくらという価格表示。
わかりやすさを前面に出して、早期決着を図る営業手法をとっている建設会社もいます。


逆のお客様の要望している物を全部詳細に盛り込んで、金額を積み重ねた物を明細にして提出する会社もあります。


どちらが正しいのかはわかりません。


ユーザーさんにも2種類います。
坪単価を気にするお客様と。
自分たちの要望がきちんと入っているかどうかを気にするお客様。
2種類がいるんですね。


どちらがだまされやすいかわかりますよね。
坪単価を気にするお客様の方がだまされやすいのです。
表面的な仕様と金額の説明だけで済みますし、建築知識の乏しい営業マンが訪問しても説明に困らない。
ちなみに住宅の営業マンがそれなりに知識を身につけて、建築全般の説明ができるようになるまでには10年くらいかかると思ってください。
大げさではなく。
そのくらい時間がかかるんです。


ローコストを売り物に、入社したての営業マンに「どんどん契約とって来い」と発破をかけている建設会社は当然「ぺラッと1枚の見積書」になります。
原価に対してもどんぶり勘定。
工事が終わってみないと利益もわからない、という会社も多く。
必然倒産する会社も、このパターンが多いんですけどね。


さておき。


核心に入りますよ。
今日の情報はかなり重要です。


「ぺラッと1枚の見積書」
お客様には表面仕様とプラン図しか見せないで契約しているケースが多い。
実は最低限の情報量しか見せないでの契約がとても多いのだ。


副作用を指摘しましょう。


「法的最低限クリア住宅」はそうした背景から生まれることもあります。


わかります?


別名、「法網をかいくぐるが如き住宅」とも言います。


お客様との約束の他に守るべき物は「法律」なんですね。
見積書も図面もある意味約束なんですね。
その数が少ないということは、法律の範囲内で業者の判断で決めてよいことが多いのです。


坪30万円でできますか?という質問をされたこともあります。
「できますよ。法律の最低限しか満たしていませんがよろしいですか?」
「いや、最低限じゃ困るな。そういうものなんですか?」
「そういうものですよ」
こんなやり取りは何度も経験があります。


事実を知れば頼まないけれど、価格が魅力なのでどうしても関心を持ってしまう。
そんなところでしょうか?


ローコストが法律の最低限だと決めるつけるような書き方は問題ありますか?


ちょっとイメージしてみてください。


ぺラッと1枚の見積書で提出できる工法が、この先10年、20年と規格を変えないで通用すると思いますか?
言い方を変えましょう。
そういう見積書を出している会社の営業マンが、自社の建築物の説明をする時に、
「わが社の建物は今後20年、法律が変わっても通用するくらいの規格で設計しています」
そんな説明をしていると思いますか?


彼らの説明は
「家賃程度でマイホームを持てますよ。家賃はもったいないですよ」
「家ばかりにお金をかけないで、旅行とか趣味とかにも我慢しないでお金を使いたいですよね」
こういうトークが必然多くなるのです。


その代わり
「一生安心して住める家を作りましょう」
「ライフスタイルにあった注文住宅の法が満足度が高いですよ」
とは言いません。
いえ、言えません。


そういう会社で自分たちの家は十分だと言う人もいますから、それはそれで良いと思います。


あなたがもしも両方の建設会社と相談を行っているとしたら問題です。
それは、あなた自身が自分たちのライフスタイルも、将来的な計画も持っていない証明です。
それらの会社は全然体質が違うのです。
販売を目的としている会社と、満足のいく家作りを目的としている会社。
これらは全然違う体質を持っています。


タダ単に家を持つことだけで「満足」を感じる人は、販売を目的としている会社との家作りで満たされます。
それでは「満足できない」人は、詳細の見積りを作る会社との家作りがよろしいかと思います。
建物を考える「視点」も違いますし、生活環境の「質」に対するこだわりも全然違うのです。


文章で伝えるのはとても難しいのですが、「そういうものか」と覚えておいていただけるだけで充分です。
なにか判断が必要な時には、記憶が蘇ってくることもあるでしょう。


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