2007年10月29日
良いお客さん
この記事を読んでいる人は、何かしら仕事をしていたことがあるはずです。
直接お客さんに会う仕事だったらなおさらわかると思います。
お客さんの中には「この人には何かしてあげたい」と思わせる人がいます。
どういう条件の時にそのように感じるか、ちょっとだけ分析したいと思います。
笑顔で話してくれる。
口調が穏やかで親しみが持てる。
約束を守ってくれる。
人を大切にする気持ちが伝わってくる。
すぐに思いついただけでも、このくらい出てきました。
こういう人たちはいわゆる人格者と呼ばれる人たちです。
周りとの調和を大切にすることのできる人ですね。
誰もがこういう人を好みます。
自分がお金を払う立場になったときに、「物」と「お金」に目が行ってしまい、相手の人格に対して敬意を忘れてしまうことがあります。
そんな時は相手の気持ちなんかお構いなしで、他社との比較や心理戦などの交渉を行っているかもしれません。
確かにお金を払う行為はビジネスですから、シビアな判断は不可欠です。
しかし「物」と「お金」にだけに目が行っている人に対して、相手は「良いお客さん」と思ってくれるでしょうか?
マイホームは生涯で一番高い買い物になります。
当然予算あっての話ですので、お金の関心が高くなるのは当然なのですが、相手も「人間」ですからそこを忘れないで話し合いをすることも大切だと思います。
だからといって営業マンや担当者に良い顔ばかりもしていられません。
彼らに好かれる努力ばかりして、肝心の内容について専門的な検証も必要です。
きちんと検討するべきところは検討し、目的に合ったものを手に入れるためにクールな判断を下す時が来ます。
敬意は忘れてはいけませんが、それと同時に情に流されること無く、目的意識をきちんと持たなければ良い家作りは難しいかもしれません。
お客さんは業者に対して「信頼してよいかどうか」を確認します。
同時に業者もお客さんに対して「信頼してよいかどうか」を見極めています。
家を建ててからのお付き合いの方が長くなるわけですから、協力者として信頼できるかどうかはきちんと考えておかなければなりません。
日本人は結構情にほだされやすいので、人間的な部分で安易に信用してしまうことがあります。
私が言いたいのは、「良い人だから」という理由で、計画の合理性や正当性の確認を放棄することは失敗の可能性をはらんでいるということです。
本当の信頼関係というのは、最低限の確認が必要です。
裏表がないか。
隠し事はないか。
駆け引きは無いか。
これらの見極めの上に、信頼関係は築かれるものだと思います。
信頼を確認した上で、その会社がどういう建物を作ることができるのか。
自分たちの希望をかなえるために、どのような提案ができるのか。
具体的な打ち合わせに入っていくんですね。
決して人間性だけで信頼してはいけません。
良い人はたくさんいますが、雇っている会社が担当者の人格に見合う建物を提供してくれるとは限らないのです。
ここまでハードルを高くすると、実現できる会社自体が少なくなってしまいますが、覚えておいて損はありません。
ご自分の計画を進める上で、参考にしてみてください。
まとめますね。
担当者との人間関係を築くこと。
目的を持って、それに対して合理的かどうかの検証をすること。
細かいことは他にもありますが、まずはここをポイントに業者選びをしてみてください。
そして、その業者から信用される配慮もお忘れにならないように。
良い家が欲しいなら、建設会社にとって良いお客さんになることが「コツ」なのです。
- by
- at 08:46
コメント
良いお客さんになりたいです。
こうちゃん
あなたならなれますよ。
大丈夫です。
杉岡さんに そう言われただけで安心してしまいます。