2007年11月17日

素敵な出会い

一流の人との出会いからは、とても学ぶことが多いです。

「出会いは選べないけど、そのあとの付き合いかたは選ぶことができる」
というのは知人のイラストレーターの言葉ですが、とても気に入っています。
確かに出会いは選べません。
いつどこでどのような出会いがあるのか?

出会いは神様からのプレゼントのようなものですね。


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ふるさと小樽に用事で行きまして。
帰りの道すがら、友達のやっている軽食屋さんへ寄った。
「Close」の看板を横目に店内に入ると常連さんとマスターの2人が歓迎してくれた。


20年来の友人だが、タイプが違うのにとてもウマが合う。
いや、合わせてくれているのか?
なかなか器量の良い自由人だ。
自転車で全国を回る途中、小樽で足を止めてそのまま結婚して、店を構えるまでになった。
この出会いも面白い。


談笑すること数十分。
さらに常連さんが1人来た。
話をしていたら建築関係の仕事らしい。
いろいろ聞いているうちに、硬派で通っているログハウスを作っている会社の人だとわかった。
このおじさんがまたステキなのだ。
子供のような目をしていて、初対面の私にも本音で語っているのがわかる。


イイ!!
こういう人は大好きだ。


話の中でフローリングの施工中に、お客さんが土足で入ってきたら?という話をしてくれた。
自分も含めて、自分が教えてきた大工たちは、入ってきたらダメなときは誰であろうと「ダメ!」と大きな声で注意するという。
別荘の場合もあるから、大工はお客さんの顔を知らずに工事を進めることもある。
怒鳴った中には、「お客さん」も含まれているという。
まぁ、そういうことも当然あるだろうと思う。


そこで感じたことはきちんと現場を預かった者としての「責任」だ。
自分が頭である以上、どんなことをしてもきちんとしたものを作って、傷を付けずに次に引き渡すのが当たり前だ。
フローリングの施工中は、養生をかぶせていないのでただでさえかキズがつきやすい。
土足で入ってきたら一発だ。
仮養生の時に革底の靴で歩かれたら、一発で仕事が台無しになる。
棟梁であれば偉い剣幕で「出て行け!」というのは当たり前だ。


ステキなおじさんの話では、お客さんと知らずに怒鳴ってしまっても、会社にきちんと誤りに来るお客さんがいるらしい。
これも人間としては当然だと思う。
知らずにしてしまったこととは言え、やっちゃいけないことに対する謝意は伝えた方が良い。
家作りは協力者の関係を推奨する当社としても、こういう態度は◎だ。


真剣にものづくりに取り組んできた自負心を感じた。
職人の世界に土足で踏み込むのは良くない。
無自覚の過失はいつ自分がしてしまうかわからないから、謙虚で用心深くしなきゃな、と思った。


実際にハウスメーカーの中であった話も紹介しよう。
ある名物棟梁がいた。
現場を見に来たお客さんを怒鳴ることで知られていた。
お客さんに限らず、出入り業者にも、気の利かない行為に対しては感情的になって怒鳴りつけるのだ。
当然、社内でも問題になり、「態度を直すように」と名指しで行為に対する改善をせまった。
お客さんからのクレームが寄せられていたのだ。


ステキなおじさんならなんと言うだろう?
「分かっちゃいねえな」と言うだろうか?
「だからハウスメーカーなんだよ」と言うだろうか?


仕事を頼んだお客さん自身が、相手の事を良くわかっていないことも原因になるのかな?
セミオーダーの茶碗を作ってくれる食器屋さんに頼むのと。
人間国宝に指定された技術者に頼むのは意味が違う。
これは分かりやすくするため極端な例えをしたが、量産品をつくるのと、特別な物づくりをする職人では仕事の質がまるで違うのだ。


一般住宅においても同様のことが言える。
量産住宅ばかりを造っている会社と。
住む人の個性にあった住宅を造っている会社では全然違う。
大工という呼び方は一緒であっても、仕事の意味を理解している、していないで随分と違う人種が存在する。
単純に木を組み立てているわけではないのだ。
前者は効率による利益を優先する商人大工に例えることができるだろう。
後者は美学を持っている職人大工と呼ぶのが相応しい。


ステキなおじさんは「職人大工」だった。
それは間違いない。
そういうステキな人と出会うと、とてもうれしくなってしまう。
「いるんだなぁ」とこういう人って、と感じてしまうのだ。


さて、こちらの評価はそうだったとして、向こうの評価はどうだったのか?
今度シラフの時に聞いてみたい。
「マイホームコンサルタントを名乗る私はどうでしょうか?」
また会いたいなぁ。


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コメント

出会いは神様のプレゼント   いい言葉ですね

  • こうちゃん
  • 2007年11月18日 08:35

こうちゃん

気に入っていただけましたか?
どうぞ使ってください。
実はこのプレゼントをもらう法則もあります。
記事にしましょうか?

法則があるなんて 考えもしませんでした!
ぜひ 記事を お願い致します。

  • こうちゃん
  • 2007年11月18日 10:41
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