2007年11月29日

生命保険と住宅ローン

住宅ローンは団体生命信用保険(略して団信)というものを付保してくれます。

あなたに万が一のことがあった場合に、生命保険が残債を処理してくれるので貸した金融機関は取りはぐれないし、残された家族も家を失わなくて済むというシステムです。


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この団信。
公庫では外払い、一般の金融機関では金利に含む、という形式を取っております。

公庫では残債に応じて、毎年一回、その年度分の保険料を納入します。
毎年借金も減っていきますので、それに伴い支払いも減っていきます。
普通の銀行では金利の中にうまく含まれる方法で扱っているので、請求書も来なければ支払いの為に窓口に行く必要もありません。
これは完全に銀行の住宅ローンの方が手間がかからず便利です。


この点で比べると公庫の団信は不便ですね。
実際に35年で完済するまでの支払額を計算すると100万円以上かかるケースが多くなるので、単純に金利で比べると安い場合でも、総体でかかる費用的にはかえって大きくなることもあります。
負担の仕組みはこのくらいにして、何のためにこのような仕組みを作っているかについて理解しましょう。


お金を貸す側にとっては、働き続けてくれて初めて約束どおりお金が戻ってきます。
しかし、働いている本人に万が一のことがありますと、債権の残っている住宅を売却して回収するかどうかという話になります。
ことは単純ではありません。
稼ぎ手であるご主人は家族の長であることがほとんど。
夫や父親をなくして、傷心も癒されていない家族に対して「払えないなら出て行ってくれ」といわなければなりません。


確率は本当に万が一らしいのですが、そのような家族にも住む家を取り上げずに済む仕組みを考える中で、団信はできてきたようですね。
生命保険会社も加入してもらえるし、銀行も取りはぐれないし、家族には家が残る。
win-winの関係というものは多いけれど、住宅ローンの団信は良い例だと思います。


もう少し見方を広げますとね。
生涯の保証を見直す必要もあります。
住宅ローンと資産の分、生命保険を合理的に見直すことができます。
例えば。
2億円くらいの保証が必要だとプランで算定された場合。
住宅ローンの申し込みが4000万円だったとします。
これは団信で保証されますので、1億6千万円の保証に落とすという方法ですね。


これはとてもザックリ説明しました。
実際には年金型の保証や、生涯の医療保障など必要に応じて組み合わせを考えます。
なにかあった時に、安心できる内容を検討して加入しておきます。


団信の実例を紹介しましょう。
死ぬのはもちろん、申し込み時点の仕事を継続するのが不可能な後遺症についても保証された例があります。


例えば歯医者さんが交通事故に遭った件。
車の事故で利き腕の指が数本つぶれてしまいました。
四肢の欠損ですね。
これで5000万円出たことがあります。
体はピンピンしていたそうです。
ちなみにその後仕事を続けられなくなったかどうかは知りません・・・


保険の審査では、本人の深刻と、その内容を客観的に審査する人間が存在します。
「良いよ」といえば、実行されるのですね。
今はやりの疾病特約付の団信もこれからさまざまな事例が出てくるでしょう。
癌で余命宣告されると全額保証されるというのにも注目です。
奇跡が起って生還してしまったらどうなるでしょう?
そんな事を考えると疾病の特約は入っておいたほうが良さそうな感じもします。


でも余命宣告なんてされたくないですよね。


住宅ローンにまつわる生命保険のお話でした。


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コメント

知りたかった内容でした~
勉強になりました ありがとうございます

なにはともあれ 旦那がいつまでも健康でいて欲しいです

  • こうちゃん
  • 2007年11月29日 10:41

こうちゃん

何事もないのが一番なのです。
余命宣告から奇跡の生還なんて、美談ではありますがされた時の、本人や家族の心情を考えるとぞっとしますよね。
何事もないのが一番。
当たり前が一番。
私はそう思います。

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