2007年11月30日
火災保険とは?
昨日は生命保険でしたが、今日は火災保険のお話です。
貸した人に何かあっても住宅ローンの取りはぐれがないように生命保険をセットにする考えと同様に。
火災保険は、家が燃えてしまって債務だけが残らないようにするための仕組みです。
所有者にとっては住居を復旧するため。
お金を貸した側にとっては、支払能力を損なうような損害にならないため。
それぞれが保険を必要としています。
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住宅ローンの借入条件の一つに、火災保険の付保があります。
お金を貸す前日までに、火災保険にきちんと入ってね、という条件ですね。
35年ローンを組む場合には、35年分の一括前払い。
20年ローンの場合には、20年分の一括前払い。
とにかく、融資実行日の前日までに保険に加入しないとお金は貸せませんよというのが、金融機関の貸し出し条件になっています。
火災保険と生命保険との違いを知っておくことも大切です。
生命保険はかけておけば、かけた分だけ何かあった時に補償してくれます。
しかし、火災保険はいくつかけても、第一順位の担保会社しか補償してくれません。
保険の制度の整っていなかった昔には、自分の家に何本もの火災保険をかけてから、自分で放火して保険金をせしめる輩までいたようです。
もちろん違法行為。
今はそんなこともできなくなっております。
新築時の火災保険加入はとてもお得になっています。
普通に入るよりもかなりお得。
住宅ローンを使う人はもちろんのこと、新築時だけは現金で支払う人も割安料金を利用できます。
年払いを30回繰り返すのと、30年分一括で支払うのでは、支払額が2倍以上違う(はず)ので、現金で建てる人も一括払いをしたほうが絶対にお得です。
火災保険は特約条件により、いろいろな補償がついています。
20年後の屋根からの漏水。
子供がバットを振り回して外壁に穴を開けてしまった場合。
雪でカーポートが倒壊して、車にキズをつけてしまった場合。
そんなときにも住宅の火災保険が補償をしてくれることもあります。
特約条件によって多少の差はありますが、加入するときには起りえるリスクを想定して、可能性がある危険については保険をかけておいたほうが良いでしょう。
地震保険はオプションになっていることがほとんどです。
しかも5年更新。
さらに割高。
よほど震災の可能性の高い地域以外では、かけていない人の方が多いのが現状です。
さらに地震保険は、その地域での被災額が大きい時には、補償額以上の損害が出ても、満額でない可能性もあります。
被災地の保険支払額の総額が決まっているため、加入者で頭割りになることがあります。
900万円の補償がついていて、実際の被害額が1,200万円の査定が出たとしても、700万円しか補償されないことも有り得ます。
地震保険に加入の際には充分に説明を聞いて確認してください。
保険は約款に書いてある補償内容の判断の仕方で、随分と被害額の評価が変わります。
施工業者の見積もりと、保険の損害査定会社の判断が誤差範囲を超えた場合、最悪裁判での調停も有り得ます。
また、全焼しても満額でなかった事例もあります。
要するに基礎部分は燃えていないんですね。
コンクリートだから燃えようがないのですけれど。
燃えていないから払えません、そういう判断でした。
でもこれは良く考えてみたら、最初からそういう判断が下るのが分かっているのであれば、基礎工事代金をのぞかなければフェアではないとも言えますよね。
実際にはそこまで燃えた火事であれば、熱によって強度も下がる可能性もあるわけですから、強度低下試験も行ったうえでの評価ということになるでしょう。
前例はかなり昔の話だと記憶しています。
工事物価の上昇についても考慮しておかなければいけません。
新築時には2,000万円だった工事代金が、20年後には2,500万円になっていることも考えられます。
その場合、新築時に加入した金額は変更できませんから、どんなに損害が大きくなっても2000万円までしか補償を受けることができないのです。
当然資産価値も下がっていると評価されるのですが、同じ建物に復旧しようとした場合、追い金が必要になります。
今日のマトメ。
火災保険は一社しか加入できない。(担保第一位の会社からしか補償を受けることができない)
全焼しても査定によって全額補償されない可能性がある。
将来の物価高には対応していない。
火災保険も大切ですが、それよりも大切なことは火事を起こさないことです。
火の用心。
心がけましょうね。
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- at 00:28
コメント
漢字の多い長文だったので一気に飛ばして最後だけ読みました。
火の用心!OKです♪
それにしても長い文章でしたね・・・
全部読んだら疲れてしまって、明日は仕事できなくなりそうです(汗)
建替えする家に火災保険は入っていますが
継続するか 他社にするか迷っています。