2008年01月26日

10%は売りに出している

先日知り合いのファイナンシャルプランナーからこんな話があった。

「杉岡さん、建売住宅なんて家賃程度の支払いで払っていけるよって売りに出しているけど、自分から見て10%は大した住まないうちに売りに出しているよね。どうしてなんだろう?」

私はこの指摘は当っていると思います。

皆さんはなぜだと思いますか?


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私も10%かそれ以上の確率で売りに出していると感じています。
家賃程度の支払いですから、札幌近郊では月々70,000円程度。
年収350万円でも全額借入で住宅ローンも組める。
一般的な労働者でも充分購入可能なはずなのに・・・


でもなぜかそういう物件が再販されていることが多いんです。
これも事実。
収入が低くても購入可能な物件なのに、なぜか売りに出されている。
この原因についてきちんと分析している人は少ないだろうなぁ。


売りに出す理由は大きく二つ。
払えなくなったか?
自分たちの目的と合わないと気付いたか?
どちらかである可能性が高いんです。


払えなくなった可能性としては、生活資金も含めた資金計画の甘さ。
これに尽きます。
払えるつもりで考えていたのに、予想以上に固定資産税、光熱費、もろもろの経費がかさむことで、手放さざるをえなくなったことが考えられます。


これは本人の考えが甘いからです。


この場での情報発信は、あなたにとって耳障りの良いものばかり伝えるわけにはいかないのです。
事実を伝えなければこのサイトの意味がないと思っています。
自分たちの事を分析もしないで、盲点だらけの無計画で突っ走って欲しくないんです。
家を手放す時に、家族が犠牲になることがたびたびあります。
親が離婚するとかね。
そういうのを見るのも聞くのもうんざりなんですよ。
だからあえて言います。
考えもなしに、もしくは考えているつもりで素人判断の計画を進めるのはリスクだらけです。
ちゃんと自分たちの将来の見通しを立てた上で計画しましょうよ。


さてもう一点。
自分たちの目的に合わない買い物だったと気付いたから。
思いもしなかった転勤することになって、貸家としても赤字だしいっそのこと売りに出そうとか。
暮らしづらくてマイホームを持った意味が無かったから売っちゃおうとか。
そんな理由が多い。
中には二世帯を建てたけど、親子間で紛争が勃発。
財産整理をして痛み分けにするなんてこともある。
これも自分たちのライフスタイルを分析していれば何のことはない。
購入時に簡単に判断できる問題なのだ。
それなのに、自分たちの事を知ろうとしない。
だから、同じような売り物件が次から次へと出てくる。
安く買いたい人にはありがたい話だけれどね。


自分たちのライフスタイルに基づいた人生計画。
それを実現するための資金計画。
この二点が満たされるだけでそうそう失敗なんかないんですけど。
それをしない。
いや、盲点になっていて気付かないといったほうが正しいかも。
いずれにせよ、正確な計画を立てるための材料が不足したまま、購入を決断したことによる失敗だ。


買い物の失敗自体はやむを得ないこともある。
ところが、それが原因で家族が離散する確立がかなり高い。
これは良くない。
ちょっとした努力で予防できることなのに残念で仕方がない。


社会保障なんて年金問題しかりでまったく当てにならない時代になっている。
自分たちの決断が失敗したからと言って、何とかなるだろうと軽く考えている人もいる。
命こそとられることはないが、やはり自分も家族も大変な苦労するのは目に見えている。
自分に経済的な困難が降りかかることを想像できないかもしれないが、一応は想定して計画を立てることでそれまでとは違う安心感が得られる。
ぜひ、この記事を読んだあなたには意識していただきたい。


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コメント

意識させられました。

こうちゃんは大丈夫でしょう。
じっくりと記事にお付き合いいただいていますから。

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