2008年03月27日
元ハウスメーカー社員として
元ハウスメーカーの社員としていろんな経験をさせてもらった。
今の感覚との一番の違いは、と聞かれたら・・・
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「自分の会社の建物が一番」と言う感覚がない。
もちろんコンサルタントだから、建設を請け負う訳じゃないのだけれど。
正確に言うと「自分の考える建物が一番だとは思えない」と言い換えてもいい。
何を考えてもダメなものしか思いつかないと言う意味ではないですよ。
1人の考えなんて、しょせん1人の考えに過ぎないと思っているんです。
ハウスメーカーに勤めていたときは、自社の建物が一番だと思っていました。
だからある程度金額的に高くてもしょうがないと。
社員だから当然そう思わないとセールスできない事情もありました。
自信を持ってお客さんに自社商品の特徴を説明するための知識武装やツールも準備しました。
ある意味、自分で自分を洗脳して刷り込んじゃうんですね。
そうしないとやっていけない。
ただし自分の場合は、「うちの会社のお客さんじゃないな」と思ったら一切追いかけませんでした。
誰にでも買ってもらいたいという発想ではなかったんです。
無理に売り込まない。
考えてくれるお客さんだけ、よさを理解してくれるお客さんにだけセールスしたんです。
そういうお客さんに価値観を伝えるための自分造りは必要だったんですね。
その結果、「うちの会社が一番」というエッセンスを抜き出して、自分自身を染めて行ったんです。
ところが今は建物に対する「これが一番」という感覚がまったくありません。
本当にないんです。
どんな建物にも長所と短所がありますから。
納得して購入することが大切なのであって、これを満たしていなければとか、こうなっていなければいかんとか。
そういう余計なこだわりがないんですね。
20年後に土台の腐る家だって、買う人が納得してりゃそれで良いとさえ思っています。
売るほうも、「うちの建物は、この湿気の多い土地ですとうちの仕様ですと20年持てば上出来ですね」と売ってくれればなんの依存もありません。
売り方と買い方。
双方に共通の認識があれば何の問題もないと思っています。
売り方と買い方の認識が違っていれば、「だまされた」とか「法的に基準を満たしている」とかの主張が生まれます。
そういうことが起きないようにコミュニケーションが取れていれば、どんな建物でもいいじゃんか、と思っているんです。
大切なことは。
あなたが本当に納得して購入しているのであれば、何の問題もないということです。
構造にしてもデザインにしても仕様にしても。
住む人がちゃんと理解して、金額にも納得していればそれがその人にとってベストな住宅なんです。
ハウスメーカーのブランドが好きならハウスメーカーで建てればいいし。
価格の中身がどのくらいが工事費で、会社経費で、広告費になっているかわかってりゃいいんです。
わからないままに決めてしまうことによって、いろんな危険があるので、それだけは理解して欲しいと思っています。
その結果、離婚しちゃう夫婦だっているんです。
家庭内別居になっちゃう夫婦だっているし、そとに女を作って家に帰らなくなる旦那もいる。
経済的な理由や、住む人の個性に合わない間取りは、その家に住む家族の将来を狂わせる力も持っています。
そういう危険性を理解して、対策を考えているなら、それでいいんです。
ひとりひとりのライフスタイルは違います。
住む人の個性にあった暮らしができるように。
人格的なことから、経済的なことまで。
住む人のスタイルにあっていることが一番で、どこの会社の何とか工法が一番とかじゃないと思うようになってきているんですよね。
どの会社にも長所があります。
住む人のライフスタイルとかみ合えば、それがいい。
一番良い会社を探すのではなく、あなたの個性にあった環境を作るのに最適な会社はあります。
その会社がどこにあるかわからない人は、当社のドアを叩いてください。
きっとお役に立てると思います。
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- at 15:42
コメント
納得して購入しているのであれば問題はないことですよね。そう思います。