2008年04月19日
法の最低限への挑戦
木造アパートに住んだことのあるひとだと今回の記事の意味が良くわかると思います。
木造アパートは何のためにあるのか考えたことありますか?
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地主がお金儲けするために建てているんですね。
民間の賃貸住宅なんて、全てそうです。
住むところのない人の為に無償で使ってもらうことを目的に、木造アパートを建てた話なんて聞いたことがありません。
お金儲けのため。
そのためには、いかに少ない投資で、いかに多くの利回りを稼ぐかが大事になってきます。
大きな建物を、より少ない建築費で建てて、できるだけ高い賃貸料で貸すことができるか。
木造アパートの最大の目的はそこにあります。
投資した金額を何年で回収できるのか?
投資金額が少ない方が、改修が早まります。
利益率も高くなります。
不動産投資という名のお金儲けですから。
少ない投資で大きな利益を、どの地主も追求するわけです。
さて。
ではいかに少ない投資で建物を建築するかを考えた場合、行き着く先は決まっています。
いかに少ない建材と、いかに少ない手間で、法律を満たした建物にするか、という点です。
設備だのフロアー材だの、いかに安く出来るかをと言っても、仕入れで10%も変われば関の山。
卸問屋は買ってもらうために他者よりも安くするための戦いをいつも強いられています。
高いところは相手にされない。
結局どこから仕入れてもあまり変わらないというのが現実です。
切磋琢磨といってよいのかどうかわかりませんが、それらの業務を積み重ねていく中で、法的な最低限を満たした、最低価格を追求した建物のノウハウを蓄積していきます。
アパートは連棟立てですが、住宅は一戸建て。
アパートと同じつくりでの一戸建て版が建売住宅として販売されるようになってきました。
ローコスト住宅と聞こえの良いキャッチフレーズで集客して恥じない業者もいます。
品質の高い建物を、販売コストを下げて「ローコスト住宅」と呼んでいる会社もあれば
法定最低限を追求した商品を「ローコスト住宅」と呼んでいる会社もあります。
どちらが正しい「ローコスト住宅」なのかは私にはわかりませんが、どちらも同じ名称を名乗っていますので、目当てに叶っているかどうかのチェックは必要です。
つまるところ、良心を持っている建設会社であれば手を出したくないような建物に行き着きます。
10年間の保証さえすればよいわけですから、その後の事を考えなければ結構安くする方法は見つかります。
簡単ですね。
違法ではありません。
そういう一戸建ての建売住宅はたくさん建っていますし、たくさん売られています。
誰も悪いことはしてません。
ただひとつ。
買う人がそういう建物だとわかってるかどうかは問題だと思います。
「俺はそういう建物が欲しかったんだよ」
「家賃程度だもん。そういう建物で充分よ」
そういう風に納得していればまったく問題ありません。
しかし、そういう風に理解している人はほんの一握り。
なぜかというと、それがわかるような売り方をどの業者もしていないから。
「うちの建物は、柱も間柱も極限まで省力化した建物です。業界の中では芸術だと評価されています」
とかね。
そのくらいの説明があっても良いほど芸術的なローコスト住宅もあちらこちらで見受けられます。
それを求めていたり、きちんと納得しているのなら購入を止めませんけど。
半分だましに引っかかっているのに気づかずに買っちゃっている人も多いから気をつけてくださいね。
住宅ローンがタップリ残っている状態で、ローコスト化の影響で耐用年数の限界を迎える住宅も多いですから。
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- at 22:02
コメント
騙して売ってもらいたくないです!
本当にそう思いますよ。
いい加減にしなさい!ってね。