2008年07月14日

廃熱再利用のエコシステム

エコロジーが世の中の基本になりつつありますが、過ぎたるは何とやらの話を聞いた。

ご紹介したい。


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暖房機の廃熱の話題が打ち合わせ中に上った。
排気熱を熱交換で回収して、暖房に再利用する理屈だ。
結構昔からあったらしいが、時代の流れで消えてしまった。


理由は簡単。
やりすぎたらしい。
熱回収といえばわかりづらいけれど、暖房機の廃熱~煙は灯油ストーブで200度程度、薪ストーブでは300度を超える熱が含まれている。
その熱を逃がさずに、温水に熱交換し、その温水を暖房に再利用する仕組みを20年以上前に実用化させていた。
今はもちろん、ほとんど残っていない。


なぜなくなったのかというと、熱を奪いすぎて、排煙中の水分が煙突内部で結露を起こし凍結したためだ。
氷はさらに大きくなり、すき間に入り込み、集合煙突のコンクリートブロックや、素焼きの管を痛めつけ強度をないものにした。
冬場に建物に抱かせていた集合煙突が崩壊する事故が頻発していたらしい。


原因はただひとつ。
排煙から熱を奪いすぎたこと。
限度を超えたやり方のゆがみがそういう形で現れたらしい。


当時は床暖房マットが大流行の時だったらしい。
煙突にまいた熱交換ユニットから、床暖房パネルまで配管が伸びているのを見た記憶はある。


集合煙突がなくなった現代。
当時の排煙からの収熱が再度注目を集めている。
使い方次第では確かに便利だし、長期間で見れば初期投資を上回る効果が期待できる。
薪ストーブを利用した集中暖房とか、廃熱利用の融雪装置とか。
そんな発明が実用化されつつある。


北海道の雪対策は本当に切実な問題ですからね。
みんなで知恵を出し合って、お金をかけずに雪を解かす方法がメジャーになればいいですね。
アイデアはいくつか持っているのですが、今年の冬に実験を始めようかな?


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