2008年07月19日
部品の役割
家を建てるには、いろんな部品を組み合わせる必要がある。
柱だけでは家にならないし、キッチンだけでも家にならない。
当たり前だけど、自分の身に置き換えて考えてみると大切なことが見えてくる。
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木材と金物。
瓦や床材。
各種設備。
いろいろな部品が組みあがって初めて暮らすことのできる「家」となる。
柱がいくら立派でも、つなぎとめる金物がなければ役割をこなすことができない。
金物がいくら頑丈でも、見合った柱に取り付けなければ、やはりそれぞれが生きない。
それらが組み合わされても、床材や壁ができなければ、住まいにはならない。
それぞれが役割を持ち、分をまっとうすることで、全体として意味を持つことができる。
そうやって考えると、世の中に不必要な職業というのは存在しないということに気付く。
賛否両論あるだろうけどね。
でも、やっぱり不必要なものは存在できなくなるから、おのずと淘汰されて新たな調和が生まれる。
一見、無関係なようでもそれぞれの職業は絡み合ってつながっている。
社会を家に例えると、柱が何であれ、釘が何であれ、様々な職業が存在することで社会が成り立っていることがわかる。
目立つ部品だけで家は成り立っているわけではない。
地面の下にもぐりこんでいる、基礎や給水管の役割は、家と暮らしを支えるために不可欠だ。
目には見えないけれどとても重要な役割を担っている。
社会でも人の目にはつかないけれど、社会を支えている役割はたくさんある。
目に付く活躍をしている職業につきたいと願う人は当然ながら多い。
地味で人にあまり知られない仕事を好んで選ぶ人は少数だ。
重要であることは頭でわかっていても、はっきり言ってあまり人気がない。
例えば、肉体労働とか農業とか。
重要極まりない仕事なのだが、人気はない。
でもどちらがなくなっても社会に大きな影響を及ぼすことに違いない。
自分の社会の中での役割ってなんだろうと考えてみる。
自分でこなしたい役割と、社会から与えられる役割が同じであれば幸せなんだろうけど。
いつもそうなるとは限らない。
望んでいるものと、与えられているもののギャップに苦しんでいる人は、いつの時代にも存在する。
釘や柱なら悩まないのだろうけど、人間はいろいろと欲や執着があるからね。
どうしても悩んじゃう。
いっそのこと、部品に徹することができれば、とても幸せなのかもしれない。
部品は考えない。
役割を果たすことに徹する。
他の事をしようとしない。
意思があるわけじゃないから当たり前かもしれないけど、自分の仕事に対して、そこまで役割を認識できれば、その人はとても幸せな人なんだろうと思う。
自分はどうか、と考えてみる。
良くわからないなぁ・・・というのが正直な意見。
なりたい役割には至っていないのは間違いない。
時間がかかる目標を持っちゃったのかな?
部品に徹する。
道具に徹する。
社会が調和するための潤滑材でありたいな。
この目標は変わっていない。
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