2008年09月11日
次の人の為に・・・
テレビコマーシャルでイギリスの社会習慣を紹介していますね。
そう、あれ。
次の人の為にドアを開けて待っていてくれる「あのシーン」のことです。
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実は先日、フランスから義理の弟が帰国しました。
フランスのお話をいろいろ聞いている中で、何かの拍子にイギリスの次の人の為にドアを開けて待っている習慣の話に。
「フランスも同じですよ」
なにかと張り合う歴史を持っている両国。
次の人のことを思う習慣も張り合っているのか?
「自動ドアがないからじゃないかなぁ」
と弟の弁。
どういうことか聞くと、パリには自動ドアがほとんどない、という。
なるほど自動ドアでは次の人のため、という発想も習慣もできないだろう。
近づけば勝手に開いてくれる。
そこには機械的な仕組みがあるだけで、思いやりウンヌンはあまり関係ない。
それに慣らされている市民の中に、「次の人の為に開けて待つ」習慣は育たない。
フランスにしてもイギリスにしても、街中の古い建物は珍しくない。
日本の古いとは意味が違う。
築300年の建物だって珍しくないのだ。
当然自動ドアを後からつける構造になっていない場合が多い。
引き戸の場合は枠のスペースがかなり広く必要になるため、昔の規格に合わせて自動ドアを付けづらい事情も当然あるだろう。
便利さが人への思いやりややさしさを忘れさせてしまうのか?
イギリスの習慣に暖かさを感じる反面、日本に住む我々は、道具が人心に与える影響についても考えてみても良さそうだ。
便利さの追求は必ずしも人間性の追及と比例しているのではないとも言えそうです。
利便性の影に、人間性において忘れていることはないか。
コマーシャルと弟の一言が、そんなことを気付かせてくれました。
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