2008年10月01日
廃棄物の問題
スポーツカーのメーカー「ポルシェ」は知っていますよね。
男のステイタスの定番といわれています。
かの会社。
新モデルの開発はブレーキから始まります。
この発想で建材を考えると、産業廃棄物の問題解決の糸口が見えてきます。
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作っては壊し、スクラップ&ビルドの繰り返しで日本は経済を作ってきました。
資源のない国ですから、消費することでしか経済を作り出せないんですね。
ですから、次から次へと新商品の開発。
ちょっとの差でも、デザイン、色とバリエーションを増やし続けています。
フローリング材なんか多分1000種類はあると思います。
あまりに多すぎて専門業者でも全てを把握できない位のアイテム数があります。
これを正常と見るか、異常と見るかは別にして・・・
作るのは良いけれど、捨てる時にはどうするの?
この点に関して充分な計画性がなかったのは事実です。
スピードを出すのは良いけれど、止まる時にはどうするの?
ポルシェを例に出したのはこの為です。
産業廃棄物の処理は三通り。
埋める。
燃やす。
再生させる。
これらの三択になります。
これらの三択すら決まっていない状況でいろんな建材が開発されてきました。
塩化ビニルは北欧では既に生産禁止になった国もあります。
燃やすにしても、埋めるにしてもいろんな問題を引き起こす。
再生させるのは無理。
だったら作らせなきゃいいじゃん、ということで製造禁止。
とてもシンプルでわかりやすいですね。
わが日本では新建材の開発が今も繰り返されています。
この10年では、樹脂を浸透させた新木材がいくつかのメーカーによって開発されていますね。
他にもセラミックコーティングされた物とか、自然界ではくっ付いていない建材が組み合わされて「新商品発売」ということであちらこちらに標準仕様として採用されています。
さて、それらの新建材。
埋めても大丈夫なのでしょうか?
燃やしても大丈夫なのでしょうか?
再生させることができるのでしょうか?
・・・・・・
ちょっと想像してみてください。
これはね。
怖いですよ。
製造メーカーがあまりにも何も考えていないように見えるのは私だけ?
欧州の仕組みのように、製造した会社が処分にも責任を持つ制度ができないと考えないのかな?
社会的にはそれらの商品は合法です。
いくら売っても構わないし、フォースターの企画を通っていればどんな建築に使っても構わない。
廃棄する時の問題なんか、知っていても知らなくても、何を選んでも自由。
自由なのは良いけれど、自由ゆえの怖さもここにある。
子供に魚のいる川を残してあげたい。
虫のいる森を残してあげたい。
生命豊かな海を残してあげたい。
これらの目標を否定する人なんかいないですよね。
でも、そのために1人1人がどうすればそういう社会を作ることができるかを勉強しているでしょうか?
そうなると、極端に数字は少なくなる。
理屈は知っていても、事実を知る勉強と、生活習慣を変える努力をするのは別だ。
知識と同時に行動が必要になる。
この行動は、変えることが難しい。
かなりの努力が必要だ。
現代の便利な生活になれた体には、苦痛を感じさせる部分も少なからずある。
かくいう自分も徹底できているかというと、そうではない。
わかってはいても、変えるのは難しい。
個人の努力と。
社会の仕組みとして、そういう負の財産になる廃棄物になるような製品を作らない制度と。
両方がかみ合えば、環境改善のスピードは上がるんでしょうけど。
なかなかそうはならない。
あなたは何か始めるときに、確かなブレーキ作りからはじめる方ですか?
それとも深く考えず走り出す方ですか?
ということで、日本の産業廃棄物の問題は作るところから始まっています。
機会があれば周りのみんなにも伝えて、少しでも社会を変えるきっかけを意識するのにきょうりょくしてくださいね。
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