2008年10月08日

競争させる?

当社でもやっていますが、ハウスメーカーにプランや見積もりを競争させることってありますよね。

実はメリットとデメリットがあります。

また、競争させた方が良い会社とそうでない会社があります。

他では語られない内容を今日もお届けします。


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競争すると人間は隠れた力を引き出すことがあります。
オリンピック選手を想像してもらえるとわかると思います。
彼らは競争することで、更なる力を発揮し、記録を塗り替えていきます。
もしも、世界でたった一人しかその競技をしていなかったら、記録の塗り替えは難しくなるでしょう。


これはスポーツの話だからわかりやすい。
眠っていた力を目覚めさせるのに、人との競争が効果的だということ。
ここでひとつ断っておきたいが、スポーツは負けても生きていける。


建設会社はお金の話もからむ。
勝てば売上につながり、負ければ何にもならない。
大手のハウスメーカーの場合は、競合当たり前の商談の中で「またあそことぶつかっちゃった」みたいに軽く考えられる。
負けても死なないし、担当者は給料がもらえる。
そりゃ負け続ければクビを切られることもあるかもしれないけど、人生において追い詰められることはない。
仕事で失敗しても、会社の看板に多少汚れがつく程度。
責任を感じて真剣に仕事をする人は、大手になればなるほど比率的に低くなる。
恐ろしいほど幼稚な一面を持っている営業マンも少なくない。


地元で長く商売しようとしている工務店はどうだろうか?
社長が自ら営業マンとなっているような会社の中には競合も何も関係なく命掛けで望む社長もいる。
寝ないで考えるのなんか当たり前。
胃痛なんか徹夜を一緒に乗り越える大親友。
ご飯食べてる時も、ウンコしている時も、プランの事を考えて。
奥さんとの夜の生活なんか思いつきもせずに、一心不乱にお客さんの満足を考える人もいる。


そういう会社は一軒一軒が、会社の存続を左右する責任を感じて仕事に望んでいる。
一つ一つの仕事に死活問題の責任を感じて取り組んでいる人も少なくない。
雇われている人間とはかなり考え方が違うのだ。
だからといって、必ずしも決めてもらえるとは限らないのだが、集中力はとにかくすごい。
競合させるよりもむしろ、「あなたの会社を最初に考えるから、他の会社での検討が必要ないような提案を見せて欲しい」と責任を感じさせた方が良い仕事をすることが多い。


競争させるだけが良い提案を引き出す訳ではありません。
責任を持たせることで、真剣に全エネルギーを傾けてくれる人もいるんです。
ようはその見極めを間違わなければ、家づくりの相談相手も見つけやすくなるでしょう。


提案も競わせて、値段も競わせて。
ラットレースを開催して、そういう真剣に望んでいる人の提案も天秤でしか量らない。
そういう家づくりはあまりオススメしません。


競わせた方が良い場合と、責任を持たせた方が良い場合がある。


重要なポイントですよ。
どっちの方が良い仕事をするか相談相手と方法を間違わないように。


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