2008年12月18日

空気が汚れる原因 その2

空気はほおって置いても汚れます。

この事実を知っている人はあまりいません。

例え話をすればたしょうイメージしてもらえると思いますので、わかりやすくお伝えしたいと思います。


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空気の前に水について思い出してみてください。
護岸工事を行った川のほとりなどで、たまり水になる場所ができることがあります。
そこにはヘドロや藻が生えて川の水はきれいに見えるのに、そこだけ汚くなっています。
海でも干潮、満潮で潮溜まりができる場所があります。
日が当ると途端に海水は痛み始め、腐臭を放つことさえあります。


川にしても、海にしても大きな流れに溶け込んでいる時には水は生きています。
流れから離れ、溜まり、よどむと腐り始めます。
これらは水における法則です。
大きな流れの中では生きている水ですが、切り離されよどむと死に水になります。


空気中には必ず水分があります。
マイナス50度にもなる極地においても、凍結しない水分があります。
熱帯地域では湿度80%なんて地域もあります。
水分の濃い薄いはあっても、必ず空気は含水しています。
言い換えると空気と呼ばれる物は、気体である水も含まれているということです。


さて溜まり水は死に水ですぐに腐るという話しをしました。
空気にも同様のことが起きているとしたらどうでしょう?
密閉されて、大気と切り離された空気が腐らせる方向のエネルギーに劣化しているとしたらと仮定してみます。


腐ったところには害虫や黒カビ青カビが発生し、酸化環境になっていることを知らせます。
そして、腐敗させる方向のエネルギーは健康体のバランスを壊し、生命体を病気にします。
換気システムが義務化されていなかったマンションにおいて、大量の成人病が発生しているのはなぜだと思いますか?
社会環境のせいでしょうか?
食べ物のせいだけでしょうか?
私は過去に医者がサジを投げた人たちを多く見てきました。
今振り返って分析すると、体調を崩した環境は非常に空気の悪い環境であったという共通点があります。
空気の質と病気はどう考えても無関係とは思えないんです。


今でこそ新築住宅には換気システムが義務化されています。
しかし、換気による空気の通り道は決まった位置に多くの流れが発生しやすいのが現実です。
多数のダクトを配置し、分散して家全体の空気を動かすにはかなりの換気設計力が必要になります。
ところが、行政のチェックは出て行く部分の風量計算で済んでしまうので実際に空気がよどんだり、溜まったりする箇所が残っていないかどうかの保証にはなりません。


最低でも各部屋に1箇所は吸気口が必要になるでしょう。
それでも流れやすいところを、たまりやすいところができると思います。


住宅の空気の質を高めるには、単純な空気清浄だけでは不十分です。
溜まる場所を作らない、よどませない考え方も不可欠になります。
そして、乾燥についても注意。
乾燥させすぎない環境。
湿度が高くなりすぎない環境。
ちょうどよい湿度を維持する仕組みも取り入れるとさらに良くなります。


害のある異物が空気に混ざっているのは論外ですが、大気を切り離された空気は腐る方向のエネルギーが発生しやすい可能性があります。
健康志向で住宅を建てるのであれば、最低限抑えていなければならない空気の考え方です。


大事なので繰り返します。
換気では不十分な可能性があり、よどませないのは健康住宅では最低限の考え方です。


天然素材だから大丈夫という説明をしている会社もあるようですが、見当違いに早く気付いて欲しいと思います。
天然素材を使っていなくても、空気がきちんと循環し、よどまない空間の方がはるかに健康には良いと思います。
もちろん両方満たしているのに越したことはないですけどね。


空気の大切さをきちんと説明できる建設会社に健康住宅をお願いしましょうね。

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