2009年01月26日
マイホームに必要な「学」
マイホームは住む人にも建てる人にも学問が必要です。
またこの人は何を言い出すんだか・・・
そう思われても仕方がありませんね。
最後まで読んでもらえると納得してもらえると思います。
マイホームには多くの「学」的な要素が求められます。
建築学だけで良い家が建つはずもなく。
自分たちの人生を幸せにしてくれるようなマイホームを求めているのでしたら、いろんな勉強はしなければなりません。
基本になるのは建築学。
構造、工法、素材や断熱材など。
知識として知っているのは大事なことです。
業者さんとの打ち合わせも専門用語を理解できるので有利です。
とはいえ、業者自体がひとつの工法しか知らなくて、素人に毛が生えたような会社もありますから注意も必要です。
大手の営業マンは、販売のプロであって建築のプロではありませんから、建築知識を大手の営業マンに聞いても知りたい情報が得られるとは限りません。
まずは基本をしっかり自分で学習することです。
次に、心理学。
ストレスをどのように解消するか。
自分にはどのようなストレスがあるのかを知っているのといないのでは、間取りの考え方がまるで変わってきます。
ライフスタイルの分析も重要です。
家は単なる箱ではありません。
生活を充実させるソフトが必要です。
家族の心を和ませる配慮が間取りに含まれているかどうかも大切なポイントです。
免疫学。
病気を予防するためには、病気の原因を知らなくてはいけません。
政策は大体10年以上対応が遅れていますから、現行法令では充分な対策にはなりません。
化学物質過敏症、電磁波過敏症の予防対策は充分でしょうか?
また、換気システムがついていても、換気能力が不十分でよどんだ空気環境になる危険性もあります。
2時間に1回家の中の空気を入れ替える、というのは風量の計算上「そういうことになっている」というだけで、満遍なく循環しているわけではないのです。
ケミカル処理された水道水も健康面では病気の可能性を持っています。
厚生労働省の水道水に求められる要件に「酸化能力がある」「殺菌能力がある」ことが明記されていることをどれだけの人が知っているでしょうか?
酸化させ、微生物を殺す能力がある水を生活水で使い続けることで、どれだけ体の免疫力に負担をかけることになるのか想像して自分で判断する考え方を持ってください。
自然哲学も大切です。
自然界に不調和をもたらす存在は淘汰されます。
住宅もしかり。
理に適わない構造で建てた場合、耐久性は望むべくもありません。
腐食、腐敗、破損が連鎖的に起きる為、40年も持たずに建て替えが必要な状態に陥ります。
自然界の仕組みにかなった住宅であるかどうかの視点も、住宅の持つ価値を引き上げます。
経済学。
支払いにおける資金の計算がまずひとつ。
生涯にわたって適正な支出に抑えることが重要です。
そして、購入資金が適価かどうかという点についても忘れてはいけません。
自分たちの求めている建物が、どれだけの価値を持っているのか、その価値に対して適正価格だといえるかどうかの見極めをしなければなりません。
何年住みたいのか?
どのように住みたいのか?
病気の予防はどのように考えているのか?
最低でもこの三点は夫婦で考えて検討すべきでしょう。
ところが多くの人は違う視点からマイホームを検討します。
「何が欲しいのか?」
という視点です。
独立式のキッチン。
無垢の床材。
漆喰の壁
おしゃれでクールなデザイン。
似ているようですが、まったく違う視点から見ているのです。
前者は人生のビジョンをしっかりと持ち、住宅に必要な要素を求めます。
後者は好き嫌いが入り口であり、買い物的発想で住宅を検討します。
もちろん完全に二つに分かれるわけではなく、それぞれの要素が交じり合った形で計画は進みます。
しかし、どちらの視点からより多く分析、検討しているのかで、マイホームの計画は進む方向が決まります。
失敗が多いのはもちろん、後者の方。
これは経験上断言できるのです。
そろそろ会社のミッションをさらに強くしたいと感じています。
「義」を感じたので今までよりも強い表現をすることが多くなるでしょう。
家づくりで不幸になる人を、もうこれ以上見たくないのです。
間違った家の建て方はもういいだけ繰り返してきました。
これからは、住む人も建てる人も喜べる関係が当たり前、という時代にしてもいいですよね。
最終的に一番の利益は住む人が得るべきなのです。
利益といっても金銭の利益ではありません。
代価によって得られる人生を豊かにする価値です。
建築に関わる人はそのために研究を重ねて、住む人の期待に応えるためのあらゆる準備を怠ってはいけません。
人生は人の数だけ種類があります。
企画住宅という決まった形の箱で対応できる住人と、それでは全然対応できない住人がいるのです。
住む人も建てる人も素人。
そういう住宅はもう作ってはいけません。
人を不幸にするタネをまいている様なものです。
最低限の知識は学びましょう。
これからマイホームを購入する人は特に必要です。
そうすることによって、建設会社のレベルがわかるでしょう。
熱心なセールスに盲信するのは危険です。
プロとしてきちんとあなたの人生を豊かにしてくれる考え方を持っている業者と家づくりをした方が良いのです。
毎日すっきりめざめることができる。
建物が家族を守ってくれる安心感がある。
快適な室温で、風邪も引きづらい。
お風呂掃除で黒カビを危険な塩素洗剤で洗浄する必要もない。
そんな生活が送れる住まいの方がステキじゃないでしょうか?
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