2009年02月17日

引きこもりの原因

引きこもる家族の問題で、悩んでいる人がたくさんいます。

そういう状態になってからでは遅いのですが、解決のためのヒントを公開します。

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ある種の法則に基づいて考えて見ます。

人が生きていく上で必要な役割とそれを伝えるコミュニケーション。

人の悪い心が行動に出やすくなる環境。

これら二つが大きく原因しています。


もちろん、食べ物と飲み物を本人の思考を作るうえで大きく関係します。
生食、食育、という知識に基づいた食習慣も、本人の行動に大きく影響します。
住宅コンサルタントですからね。
今回はそちらの方面ではなく住宅において、それらの原因に関わる情報をご紹介します。


まず、前者。
人間に必要なコミュニケーション。
使命(ミッション)とか役割も当然必要なのですが、それを自覚することで生き抜く力が湧いてきます。
そしてコミュニケーション。
できていることを認めてあげること。


例えば、学生のうちは勉強することが役割です。
それは社会的に決められた制度に基づいて「勉学を身につける」ことが課せられています。
最低限、義務教育にはそういう意味もあります。
もちろん社会生活とかも含まれますが。


そうすると本人のその時点での「役割」というのは教育を受けていることを身につけること。


ということになります。
ところが、この役割という物についてきちんと子供に理解させず「勉強しろ、勉強しろ」と繰り返す親が多い。
勉強の意味、自分の社会的な位置付け、それらに基づいた役割。
自覚がない人に対して、勉強だけを押し付けると「反発心」が育ちます。
何を言っても反抗してしまうようになってしまう。
実は心にはそういう特性もあります。
社会的な意味、自分の役割をまず自覚させること。
そのために必要な時間にも個人差がありますから、あせってはいけない。
そういう人間教育に必要なコミュニケーションがとても大切です。


少し成長してきたら、大人として、社会人としての使命(ミッション)を持つと活発に行動できる人間に成長します。
ビジネスにおいても、プライベートにおいても、つねに目標を持ち、達成のための行動を取る。
使命を持つことは、本人のエネルギーを発揮するためにもっとも重要です。


ポイントだけ伝えますと。
使命(ミッション)を持っている人からは、素直に聞くことができますが持っていない人には反発します。
「お前が先に使命を持っているところを見せてみろ」と逆襲を食らうのがオチです。
親として人間として、見本を見せなければならないことを付け加えておきます。


次に。
悪い心が出やすくなるコミュニケーション。


これは使命(ミッション)を持っていない人向けです。
万人向けと言っても良いでしょう。


隠し事をしない。
隠せるようにしておかない。
透明性を持たせる。


こんなことがポイントになります。
引きこもり予防対策の記事ですよ。
間違いなく。
ちゃんと説明しますね。


個室についている扉。


これをはずしてしまうのも効果的です。


柱が露出しても良いですから、壁を壊してしまう手もあります。
引きこもる前にしなければいけませんが、兆候を感じましたら積極的に手を打つべきです。
理由を説明します。


ハンドルを持った途端に性格が変わる人がいます。
車に本人の氏名、住所が書いてあればそんな運転しないだろうに・・・
そう思えるような自己中心的な運転をしてしまう人がいます。
社会的にはとてもかしこまった態度と、マナーをわきまえているように見えていても。
車の運転では豹変するひとがいます。
これはある意味「匿名性」に基づく物です。


また、サイトの書き込みなどで凶暴化する人もいます。
ハンドルネームというもう1人の自分を作れる場所では、そのような変身を遂げてしまうことがあります。
これも自分を隠せる「匿名性」による、悪い心に負ける例です。


誰も見ていないから。

人に知られていないから。


実はそれらの環境下において、人間は自分の悪い心に負けやすい、という性質があるのです。
空き巣に対してアンケートを取った結果を見たことがあります。
空き巣を思いとどまる一番の理由。


「近所の視線」


当然といえば当然なのですが、人から見られていることを意識すると悪いことができなくなります。


社会との関わりを閉ざすことが、自分のためにならないことわ頭ではわかります。
しかし、行動を変えることは難しい。
使命、役割についてきちんとした教育を受けることがなかった人にとっては、本人のための忠告も、提案も全て自分に対する人格否定として認識されてしまいます。
それは色眼鏡でまわりを見ているのに似ていますが、そのような心の状態になってしまってからでは遅いのです。


人から見られていないと悪い心に負ける。


これはとても高いポイントです。


悪い心に負けないような自尊心が成長してから扉をつけても良いのではないでしょうか?
場合によってはそういう配慮も必要です。
子供が引きこもりになった家庭の親のエゴグラムを調べれば、特徴的な傾向が出ると思われます。
心配性、不安症の傾向が強いと、子供に求める合格点が高くなりがちです。
自尊心が確立するまでは、本人が自己肯定できるように誉めて育てることが基本になるでしょう。
そもそも体育会系の厳しい指導は自尊心が強い人向けですから。
そこが固まっていないのに感情的に正論を押し付けることや、自分自身ができていないことを「やれ」というのは逆効果になってしまいます。


親といえども完璧ではない、ということを子供にも理解させつつ、良い家庭を築くために協力して欲しい、と伝えましょう。
あなたも身に覚えがあるはず。
「言っている事は正しいけど、お前から言われたくないよ」
そういう感情って感じたことありませんか?
これがひどいと自尊心を失って他人との接触を避けるようになる可能性があります。


社会的な使命、役割についてちゃんと伝えること。

自尊心が確立するまで、悪い心が出ないような環境を作ること。


人間教育において、とても大切だと思います。
家づくりの間取りについても、考えて見ましょう。
江戸時代の民家では、引きこもりなんてなかったのはわかりますよね。
知的障害者を座敷牢に閉じ込めていたなんて時代もあったようですがそれとは違います。
家族のコミュニケーションが囲炉裏を中心に調和していたのです。


今は子供部屋として個室を作るのが当たり前になっています。
それはそれでいいのですが、心の成長のことを考えると、扉による人の視線をさえぎる環境が良いとはいえない部分もあります。
こどもが小さいうちは扉をつけない。
そういう選択も一つの人間教育として有効かもしれません。


以前、長男があまりにも部屋を片付けなかったために扉をはずしたことがありました。
2週間ほどかかりましたが、部屋を片付けるようになりました。
それがしばらく続いたんですね。
そして扉をつけた途端、あっという間に元通り。
散らかしっぱなしの部屋になってしまいました・・・
最近ふたたび扉の撤去を検討しています。


悪い心に負けない環境を作ることで予防する。


住宅の間取りを考える時にはそういうこともできるのです。


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