2009年02月19日

水と空気の話 その1

健康的な住まいには、良い水と良い空気が不可欠です。

基本的なことですが、どちらも専門性が高く、建築関係者でどちらにも詳しい人はそうはいません。

調べれば調べるほど、「まだ知らないことがありそうだ」と感じてしまいます。

そういうレベルなので私自身大したものではありません。

しかし、それなりに研究していますので今日は水の話をしたいと思います。


水を飲んでいますか?
水道水がおいしくないから飲まない、という人が多いのですが、生水を飲まないと代謝が悪くなるため万病の元になりかねません。
栄養の取り込み。
老廃物の排泄。
細胞の生まれ変わり。
これらを総合して代謝と呼んでいます。
生水は代謝の基本ですから、健康維持のために飲むことは基本だといえます。


日本の水道水の基準では残留塩素が強すぎて、返って体に悪いと言い切る人もいます。
最近ではそういうお医者さんも出てきましたので、医学的にも問題があるのでしょう。
38種類の指定薬品のうち、4~8種類程度をブレンドして浄水しています。
いわばケミカル処理された水道水。
去年は某有名大学で「プールで泳いだ後の洗眼は残留塩素が角膜を損傷する」と警告もされています。
ちょっとだけ新聞に載りましたけれど、あまり注目されなかった。
残留塩素が残っている状態の水道水は、人間の体細胞を傷つけるのがわかっています。


食べ物を体に塗って、腫れたり、肌が荒れたりすることがあったらそれは異常だといえます。
例外的に刺激的な香辛料とか、アルコール度の高いお酒なんかはそういうことがあるかもしれません。
しかし、常識的に考えて皮膚に塗って駄目な物は、体内に入れてはダメなんです。
これが基本。
誰が考えても当たり前でしょう。


じゃあ、眼に入れたら、角膜が損傷する。
だけどそのまま飲んでも大丈夫。
そういう理論は成り立つかどうかを考えてみてください。


しかも厚生労働省の水道水に関する資料の中には「酸化性」「殺菌力」がうたわれています。
そういう品質が健康に取って有益か有害かはちょっと考えたらわかると思います。
この事実に行き当たった時に、厚生労働省の担当者に質問しました。
「そのような性質の水を飲んでいたら、健康的には良くないのではないですか?」
「そういうことは関係ないです。医学的には関係のないことになっています。」
が回答。
関係ないこと・・・「こと」ってなんですか?
よくわかりませんが。


浄水器もニセモノが多くて迷います。
住宅と一緒ですね。
アパート同様の30年住宅が乱売されているように、飲む人にはむしろ体に良くない水になる製品も乱売されています。
例えば、水に溶け出す銀コーティングを使っているような浄水器。
かえって有害です。
しかも残留塩素を処理しきれない。


RO(逆浸透膜)を推薦する人もいますが、ミネラルを付加しなければ逆に「死んだ水」となります。
「死んだ水」とは生体のエネルギーを奪ってしまう水、という意味。
体に良くない水になってしまいます。
スーパーで容器を買えば無料で汲んでいけるサービスなんかがありますが、あまりオススメできません。
麦飯石などの花崗岩系の天然石などを入れてミネラルウオーターにしてから飲むようにしたほうが良いです。


実は水に関する本をどれだけ読んでいるか紹介しようと思ったのですが、あまりに量がありすぎて写真を撮るのも嫌になって断念しました。
かなりの数の本を捨てているのですが、なかなか捨てきれないものですね。
水に関する本は、建物に関する本と同様に、販売したい製品、商品があって、バイブル商法として発刊された物が多く、公正な内容の水の研究本というのは残念ながら非常に少ないといえます。
そうした背景もあり、ちょっと勉強しようと思ってもなかなか真実がわからない。


メーカーは自分たちに都合の良い情報を出したがります。
例えば、磁石を使った活水器なんかはロシアの論文だけが効果の根拠となっています。
集合住宅などの配管にスケールが溜まらない。
その効果を論文に発表しただけで、日本では200種類以上の磁石方式の活水器が発売され、それぞれが「うちの器械が良い」と販売しています。
すぐにこうなっちゃうからわからない。


効果を実感できるのも、体質によって変わります。
味で体感できるもの。
髪で体感できるもの。
肌で体感できるもの。
求めている人がどれで体感できるのか見極めた上で説明しないと「インチキ」呼ばわりされてしまいます。


説明がつきないな・・・


ようするに、説明が非常にむずかしく、理解してもらうのが難しいのが水の世界です。
おいしい水は基本。
自然な水とはどんな水なのか、という哲学的な考え方、視点で水を処理する器械を見極める必要があります。


肝心な見極め方法について説明します。
これは当社の経験上の話です。


自然な力、天然に存在する法則性によって処理できているのであれば良い製品の可能性が高い。
人工的な力で処理しているのであれば使い方が限定される。
要するに万能性が低く、長所短所がハッキリしているので、目的によって使い分けなければならない。
そんな風にわけてもあながち外れてはいないように思います。


機械的な処理と法則的な処理。


そういう言い方もできます。


機械的な処理は、目的が限定されます。
法則的な処理は、全体的な質を高めます。
分析方法としてはそのような形で進めると、何がよさそうか決断しやすくなるでしょう。


住宅は建材ばかりではありません。
その住まいにおける、空気と水。
両方の品質が伴うことでさらに生活の質が上がるのです。
新居にお住まいの時には、水のこともちゃんと考えましょう。


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