2009年03月15日
入居者宅ご案内
サポート中のお客様を、オススメ工務店さんの入居者宅にご案内させていただきました。
当社のサービス体験者ではなく、提携工務店さんで建てた入居者宅ですね。
自然素材に囲まれたナチュラルテイスト。
とても良い雰囲気の住宅でした。
住んでいる人のお話も聞けまして、「とても参考になった」とその家を後にして。
すぐ近所でやっていたオープンハウスにも寄ってみました。
以前、私がハウスメーカーに勤めていた時の下請もやっていた工務店。
なかなか趣向を凝らした面白い住宅であった半面。
いくつか疑問を感じた仕様もありました。
軒を支える部位に集成材を使っていたり。
玄関上部の屋根は落雪と雨だれにさらされていたり。
あのままで終わりではないと思いますが。
少し気になる点もあったので、帰りの道中、お客様にその辺の解説もしてきました。
外部に使われ、雨が当たるところで使われる集成材もひょっとしたら「パーフェクトコート」とかいう素材で完全撥水しているのかもしれません。
見た限りではオイルステン系の塗料で仕上げているようにしか見えませんでしたが。
見た目ではわからないけれど、そういう素材で表面処理をしていたら、耐久性に問題はないのかもしれません。
長尺板金の下にある玄関も、これから雪止め金具と雨樋で対策するのかもしれません。
私の心配が思い過ごしであれば良いのですが。
ハウスメーカーの名前を出しまして、社長さんに挨拶しました。
「〇〇のOBで今は自分でこんなことやっています」
「へぇ~、そんなことで商売になるの?」
「なりますよ」
そんな会話を交わしました。
午後からお邪魔したもう一組のお客様宅で。
出水危険区域で普通に建てられている集成材を構造材に使った住宅について説明してきました。
先週ご案内しましたお客様の建築地が、出水危険区域に指定されている地域だったため、普段使われている使用の集成材ではなく、無垢材で土台と柱の構造を作ってもらった話をしました。
「でも、普通のハウスメーカーは、地域によって構造材は変えませんよね」
「その通りです。だから、万が一浸水事故などが発生した時に、極端に構造強度が落ちるリスクがあることを知らずに住んでいる人が多いんです」
「おかしくないですか?それ」
「おかしいと思いますけど、違法じゃないんです」
そんなやり取りを交わしました。
知っていて損はない情報だと思います。
低地、もしくは洪水が発生しやすい地域で建築を検討している人は絶対にチェックすべきポイントです。
実際にそれらのリスクに気付くのは、浸水事故後の大地震、という組み合わせが現実になった場合に限られます。
それまではそのリスクに気付く住人はいません。
でも間違いなくそのリスクは存在します。
住む人も注文住宅を建てるのであれば、最低限の勉強はすべきでしょう。
35年間のローンを組むのに、その程度の知識を持たずして建設会社を決める危険性についてもあまりにも自覚が足りない社会、という見方もできます。
何を勉強したら良いのかわからない、という原因もしてきできるでしょう。
マスコミがあまりにも偏った情報しか流さないので、公正な情報を知る機会が消費者に少なすぎるのです。
また、欠陥工事の見分け方ばかり記事にしたノウハウ本はあっても、建材の特性、長所短所などがまとめられた本などがないため、勉強すべきだと言っても何をどのようにして勉強すれば良いのかわからない状態であることも事実です。
ご縁の合った人には全力でそういう面もサポートしております。
旧ブログも含めて、記事を読んでいただいただけでも、かなりのレベルでリスク回避はできると思います。
長い目でお付き合いいただければ、当社の指摘する危険性を理解してもらえると思います。
- by
- at 22:54
コメント