2009年03月16日

日本の事情

日本は今や世界で最も家財の量を誇る文化を築きました。
家財、ようするに物が多い、ということです。
当然、住宅文化においても独自の収納哲学が必要になっても良さそうなのですが・・・
まだ、追いついていないような感じがします。


にほんブログ村 住まいブログへ


地球家族という写真集があります。
アメリカの報道カメラマンが「申し訳ありませんが、家の中にあるものを全て外に出して写真を撮らせてください」と世界を巡って取り集めた写真集。
お国柄がよくわかります。


出版されたのは今から15年前の1994年になります。
しかし、今も色あせることなくその国の生活を写し出しています。
日本の標準的な世帯の写真。
べらぼうに物の数が多いのです。
先進国の中でも郡を抜いて多い。
アイテム数でいうと多分世界で一番でしょう。


当然家の中が片付けづらくなります。
解決方法は大きく二つ。
物を減らすか。
収納を増やすか。
どちらかの方法が求められます。


注文住宅ではその辺の事情も伺いつつプランしますので、かなり生活はしやすくなります。
しかし、建売住宅やマンションでは、物を増やさないようにしないと、片づけが大変になってしまいます。
アパートの事情は特にひどく、収納には充分満足しているアパート入居者というのは見たことがありません。
それで不満が募るから一戸建てが欲しくなる、ということもあるので、それはそれで当社としてはありがたいのだけれど。
とにかく、一般的な住宅において、物の多さの割には収納が少ない、といえそうです。


さて。
収納は欲しいけれど、相談するハウスメーカーや工務店からは「その分高くなりますよ」と言われてしまうことが多いですね。
これもコストを抑えるためにはいくつかの方法があります。


低コストの収納プランでは、扉をつけずに収納棚を作る方法を考えてください。
扉は子供服と似た一面を持っています。
小さくても一人前に値段が張るのです。
インテリアも兼ねて、室内ドアと同じシリーズで扉をそろえた場合、どうしても高価になっていきます。


収納部屋を作ることで扉の数を減らす方法があります。
出入り口には一箇所はひとつ必要ですが、内部の棚はさらしでも問題なければ収納量を確保しつつ、扉の数を抑えてコストを抑える方法が有効です。
室内でも、ユーティリティなどプライベートスペースでは、扉をつけずに納めることも検討すると効果的です。


収納のユニットは一般的に高価なので、充実させると予算がかかります。
ハウスメーカーでは一般的にはインテリアドアと同じ素材で提案したがります。
だから、収納が欲しいと言えばどうしても高価になりやすくなります。
工務店ですと、さらしでも良いので棚だけつけてください、と言えばかなりローコストな収納スペースを作ることも可能です。


我が家もご多分に漏れずそうとう物が増えてきています。
上手に整理しなくてはいけませんね。


にほんブログ村 住まいブログへ


//-->

コメント

comment form

(マイホームコンサルタントの家づくり教室 にはじめてコメントされる場合、不適切なコメントを防止するため、掲載前に管理者が内容を確認しています。適切なコメントと判断した場合コメントは直ちに表示されますので、再度コメントを投稿する必要はありません。)

comment form