2009年03月17日

ライフスタイルアンケート

当社の計画作成においてとても有効なアイテム。
ライフスタイルアンケートを紹介します。
このアンケート。
家についていろいろと考えるように仕組みができています。
何回か修正して、効果をさらに上げるように工夫していますが、多分、完成することはないと思います。
それだけはわかっています。


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体験者は答えづらい質問に戸惑うかもしれません。
なぜなら、ハウスメーカー、建設会社からはされない質問がいくつも含まれているからです。
家づくりにおいて考えなければならないこと。
たくさんのポイントを学習してもらうことが狙いです。


注文住宅ってレストランでいうと、メニューのないレストランのようなものです。
レストランにメニューがなければオーダーしようがないですよね。
食材と調理方法に通じていなければ、オーダーできないレストラン。
ある意味注文住宅と似た一面を持っています。


商品化された住宅。
それはメニューに名前と値段が乗っている料理のようなもの。
わかりづらい建築、という世界の一部分を切り取ったひとつの形になります。


レストランに入りました。
席に座ったところ、水しか出てきません。
「メニューありませんか?」
「うちは希望の物をおつくりしますのでメニューはありません。食べたいものを注文してください」


そんなレストランだったらどうします?

例えばこんなやりとりも考えられます。
「カレーライスをお願いします」
「はい。かしこまりました。スパイスは何を使いましょうか?」
「カルダモンとコリアンダーを多めに。クミンシードは適量でいいです。シナモン、クローブ、ナツメグはお任せします。北海ボタンえびを香草でボイルしたものを3尾ほど。アニスシードでにおいを消してください。ご飯は玄米・・・あいがも農法の低農薬、東川産米。ご飯を炊く時には八雲の還元水で」
こんな注文できる人の方が少ない。
というかいないでしょう。
レストランに行かないで自分で作った方が良い感じです。


しかし、実際に注文住宅には、ここまで細かいオーダーはしなくても良いのですが、部分的には似たようなやりとりが生じます。
お客さんが専門知識を知っていてもそうでなくても、決めてもらわなくてはならない部分というのが出てきます。
そうした部分については学習してもらうことで、建物の品質を高くすることができるのです。


ハウスメーカーやビルダーが「商品」を開発するに至った経緯がわかるでしょう。
一戸建ての住宅を専門知識を持たない消費者が購入するのはとても大変なのです。
販売するのにわかりやすくメニュー化した仕様にまとめた物が「商品」と呼ばれるパッケージ住宅です。


注文住宅というのは、本来、工法から素材まで細かいオーダーの積み重ねの上でまとまるものです。
間取りや設備のグレードだけをセレクトするのは本来注文住宅とは言いませんでした。
ハウスメーカーが自社の商品を、間取りだけ自由にできるというだけなのに「注文住宅」と呼ぶようになってしまったためややこしくなってしまったと思います。


ライフスタイルアンケートは注文する上で、何を話したら良いのか、どういうものを求めているのかを建設会社に知ってもらうためのコミュニケーションをするのに必要なことを気付いてもらうのに有効です。
注文住宅を建てるために必要ないろんな情報を発見するための質問がならんでいます。


自分たちが求めている物を伝えるのは大変な作業です。
基本的な方向性は自分の口で伝えて。
具体的な形としてプロの提案を受けながらまとめていく。
難解なパズルを解きながら、キャッチボールのような作業を繰り返すことになります。


質問をひとつだけ紹介して終わります。
私は夫婦で同じ答えになるまで話し合うことが大切だと説明している質問です。


「あなたにとって良い家とはどんな家ですか?」


ご夫婦で同じ答えが出てきますか?
良い家についてとことん考えて注文するようにしてくださいね。


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