2009年03月31日
キッチンの照明
ある設計事務所との打ち合わせで、「キッチンの照明を白熱灯で提案された」という話を聞きました。
理由は「料理がおいしく見えるから」と言われたらしいのですが、どうもしっくりこない。
この問題を検証したいと思います。
結論から言うと、蛍光灯で明るくした方が良いです。
作業効率も上がるし、手元も良く見えます。
振りかけた調味料の量も目視できます。
白熱灯ではわかりづらい。
できるだけ明るくして作業することをオススメしています。
なぜ、設計事務所が白熱灯を進めたのか?
その設計士さんは自分で料理を作らない人でした。
だから、どの位手元の明るさが必要なのかわからない。
おいしく見えるのは食卓の上で有効なのであって、作業に関して効果があるわけではありません。
レストランの厨房がテレビで紹介されることがありますが、例外なく明るいです。
蛍光灯をこれでもかと言わんばかりに煌々とつけています。
料理に限らず、手元に明るさの必要な作業は明るくすることが基本。
白熱灯では色味と照度の関係で作業効率を上げる効果は期待できません。
蛍光灯で明るくするのが基本だということを覚えておいてくださいね。
それと同時に注意点も。
蛍光灯は周囲70センチに電界を形成します。
電磁波が強くなるため、電磁波被爆の可能性があります。
学習机などで頭頂部に蛍光灯を設置している場合、頭部に電磁波を浴びる形になりますから、気になる人は頭部からの距離を考慮して蛍光灯を設置する必要があります。
今後白熱灯の製造が中止になると決定しました。
二酸化炭素濃度を上げないための方策だということですが、電磁波過敏症の人にはちょっと考えられない決定。
体質的に問題があっても選べない、という問題がこれから表面化するでしょう。
ちょっと横道にそれちゃいましたが。
キッチンは作業がしやすくなるように蛍光灯で明るくするのが基本。
ダイニングは白熱灯で料理を視覚的においしく見せる演出をするのが基本。
目的に合った選択をしましょう。
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