2009年05月13日

住宅ローンが借りられない

住宅ローンを申し込んだのに貸してくれない。
そんな目にあって困る人がいます。
理由もいくつかありますが。
今回の情報はかなりコアな情報です。
業界の人も知らない人が多い内容ですので、ごゆるりとご覧ください。


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理由をいくつか上げてみます。


【本人が借金だらけ】
これは危なくて銀行も貸してくれません。
自覚もあるからわかりやすいですよね。


【本人が務めている会社の経営状態が非常に悪い】
たとえば、民事再生中とか。
いつ首を切られるかわからないような勤務先ではやはり信用してもらえない。


【勤続年数が短い】
最近は転職が当たり前になってきましたから、一時のような勤続年数三年以上、というしばりはなくなりました。
どこの金融機関でも一年以上の勤続で年収を計算してくれます。
これは例外的に「医師」「看護師」などの医療系資格者などは、勤続年数に関わらず年収を計算してくれます。


【担保価値がない】
再販時に担保価値がないと認められる土地建物はお金を貸してくれません。
一家全員殺傷事件があったとか。
誰も嫌がって購入しないような条件、環境にある物件には担保査定でつかなくなることがあります。


【クレジットカードの利用】
最近はポイントを貯めてマイルに変換して1年に一回、タダで旅行を楽しんじゃう賢い奥様もいます。
しかし、クレジットカードはポイントを貯めるため、という理由は信用調査では通じません。
毎月○○に対していくら支払いがある、としか出てこない。
要するに明細がわからないのです。
結局、毎月クレジットを利用しないと生活できない、と判断されて与信を減らされてしまうことも。
最近、このパターンでの減額が実際にありましたので、生活の工夫のつもりが家を建てる時にはアダになることがあることも忘れないで欲しいポイントです。


この辺はオーナーさんの責任によるものですが、ちょっと変わった理由も紹介します。


【建設会社、ハウスメーカーが倒産寸前】
この場合、中途半端な規模の建設会社です。
大きい会社が明日にもおかしくなりそうでも、倒産を助長するような風評が立たないように、金融機関は融資を承認することがあります。
たとえば、木の城たいせつが倒産した時もそう。
決算の内容は粉飾だらけ。しかし、入金が追い付いていないのは金融機関は知っていたはず。
でも貸す。
そして被害者が増えました。

昨年相談のあったお客様ですが、本人にはまったく身に覚えがないのに住宅ローンの承認が下りない。
やがて審査を持ち込んだビルダーは銀行の取引停止に。
「持ち込んだ建設会社の内容が問題でお貸しできませんでした」と担当者から説明。


【担当営業マンの金融機関からの評価】
どの業界でも同じでしょうが、トラブルを起こす人間はいつも同じ。
ハウスメーカーの営業マンも同様。
融資のトラブルを起こした履歴が多い場合、持ち込んだ担当者の名前で減額を受けたり、融資が下りなかったりすることもあります。
これはよほど札付きにならないと、という条件が付きますが札幌にもいました。
札幌で商売できなくなったので、他の地域に行ってしまったようですが。


まとめます。
本人の信用が一番大事なのは言うまでもありません。
次に、購入に関わる関係者の評価も融資の査定に含まれることがある、という事実。
借金がなければ、住宅ローンは借りられる、という神話は妄信してはいけません。
自覚がないところで、信用されない状態を作ってしまっていては、借りられるものも借りられなくなってしまいます。


かなり立ち入った質問をすることになりますので、建設会社、ハウスメーカーとしては聞きづらい内容になってきます。
うちはそれを聞かないとサービスが成立しないので、遠慮なく聞いてしまいます。
現在の条件、手持ちの材料で、最良の結果を目指すのが目的ですから。
建設会社とコンサルタントの立場の違いがこのあたりの対応にも出てきます。


これから、住宅を建てる人は十分に注意してください。
支払い能力に全く問題がなくても、借りることができなければマイホームを持つこともできません。
奥さんやご主人に内緒で借金があったりしたら、元も子もありません。
私は経験ありませんが、営業マン仲間が過去に何度か目の前で修羅場をみているそうです。
映画やドラマの世界ではないんです。
家族に内緒の借金など、ユメユメ作らないようにご注意くださいね。


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