2009年07月07日

北海道の住宅業界を見て感じること

不況不況と言われていますが。

北海道もご多分にもれず、住宅産業は壊滅的なダメージを負っています。

とくに大手ハウスメーカーは受注が取れない、という噂がひどい。

現場に行くと、下請け業者さんとかがぼやいているんで本当なんでしょうね。


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中には北海道を撤退するのでは、といううわさまで流れているハウスメーカーもあります。
外資系の企業のように、同じ日本でありながら、北海道からお金を持ち出せる間は一生懸命売りまくり。
利益が出なくなると「サヨナラ」と消えてしまう。
全国規模の会社が地方に進出すると平気でそういうことをした事例もあります。

事実、過去には何度もそのような企業が現れました。
一度引き上げておいて、ほとぼりが冷めたときに戻ってきたつわものもいます。


マイホームコンサルタントは地元の工務店での家づくりを応援しています。
大きな理由の一つに、その土地に家を建てるということは。
その土地で回るお金で建てたほうが、お客様の老後の福祉にも影響するのです。


一説には道外企業に建築を依頼した場合、北海道から1000万円以上のお金が出ていくといわれています。
物件によっては2000万円以上かもしれません。
住宅ローンを申し込むのも、地元の地方銀行の方が、地元の経済維持には効果的です。


今、北海道にはお金がありません。


観光産業といっても本州資本が多く、北海道で上げた売り上げは、本社の地域に送られます。
北海道には残りません。
地元で回るお金がなければ、その地域の経済、福祉、行政すべてが悪循環になります。
まさに北海道は今、そういう状況になっています。


トヨタ自動車が苫小牧に工場を作りました。
トヨタ自動車北海道として、法人を作り、地域に貢献してくれています。
法人形態をそのようにしている会社はまだ良心的だと言えます。


北海道からお金を持っていかれるのは、心情的に辛いものがあります。
私は政治家ではありませんが、将来こどもたちにできるだけ住みよい社会を残してあげる役割を感じています。
そうした中で、住宅を建てるのであれば地元の工務店、という組み合わせが業務の経験上「それを中心としなくちゃ駄目だ」と感じたわけです。


ひとりひとりが真剣に自分の将来を考えなくてはならないと思います。
家を購入するにしても、そのお金がどのように自分の将来に影響するのかをよくよく考えるべきです。


もう二度と大量販売による消費経済は戻ってこないと思われます。
なぜなら。
人が少なくなっているから。
子供が少なくなっているから。
これからは未体験の問題を突きつけられる連続になるでしょう。
個人の損得を優先させても問題がなかった時代は終わりに近付いている。
そんな印象を受けます。


会社を選ぶ選択の自由はあります。
同時に社会を維持する役目をひとりひとりが持っています。
政治家や役人に任せるのではなく、自分たちの行動で、自分たちの将来をちゃんと考える「社会常識」を育まないと、集団でゆでがえるになってしまいそうで怖いなぁ。


温かい夏の風とは裏腹にそんなことを感じてしまうのです。


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コメント

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