2009年07月10日

「家」を守破離(しゅはり)で考えてみる

守破離と書いて「しゅはり」と読みます。

守って、破って、離れる。

文化や技術の進歩の一つの形といえます。


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伝統文化の中で使われる用語です。

伝統、基本を守る。

守った上で次の段階を得るために破る。

そこで得たものは新しい文化になるため、元いた場所から離れる。

併せて「守破離」と呼ぶらしいですね。


家づくりにおいて「守破離」を考えてみます。

基本を守る。

生活に必要な最低限の要素を取り入れる、という意味で大丈夫でしょう。

建売住宅のような設計をイメージしてしまいますね。

生活するには十分。

だけどそれ以上ではない。


破る、となるとどうか。

一般的ではないデザイン性など。

そういう付加価値があるような感じがします。


離れる、とはなんでしょう。

建築業界とは思えない目線で家を作る。

そんなイメージでしょうか?


大きな変革がなされるときには、中心に「守破離」があると思って良いでしょう。

基本の延長線上。

過去の関係者が未踏のエリア。

まだまだ「家」に関してもありそうな感じがします。


手前みそですが、エゴグラムを取り入れた設計や、健康環境に特化した提案は、「離」までいかなくても「破」ではあると思われます。

車業界ではトヨタのプリウスが見事な「破」を演じました。

電気と併用する自動車なんて、「破」でなくて何と言えば良いでしょう。

しかし「離」には至っておりません。


三菱がアイミーブという電気自動車を出します。

これはある意味「離」ですよね。

ガソリンから離れた車が走り出すわけですから。


建築という視点から見た「家」ではなく。

住人の健康という視点から見た「家」はどんな姿になるのでしょう。

法規もうるさいので、自由にするにも限度があるし。

はて。

生きている間に、その場に立ち会うことができるかどうかもわかりませんが。


あなたは何かの「守破離」を体験したことがあるでしょうか?

基本の延長上に、未知の「今よりも良い何か」がきっとあるのでしょう。

探しながら生きると退屈しないで済みそうです。


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