2009年09月16日
経験値の違い
住宅を購入するのは人生の中で一度か二度。
ほとんどの人はそうですよね。
二度目だって、直近の未来ではありません。
数十年後だったりするわけだから、業界の常識も、社会事情も以前の経験が通用しません。
ですから、購入側は家づくりに関しては初心者なんです。
立場が変わって販売者側はどうでしょう。
お客さんの数だけ経験値が積み重なります。
初心者のお客さんはただでさえ専門知識にうとい。
対等な立場で契約するとかいっても、交渉力や理解力は対等とはかけ離れている。
だから、後で納得できないことに気付いてクレームになったりします。
まともに行っても、よほど約束違反など明確な証拠がない限り、言った言わないの水掛け論になり、経験の違いで交渉を押し切られてしまいます。
良い例えを思いつきました。
レベル1とかレベル2のスライムで、レベル30の魔法使いにかなわないのに似ています。
(byドラゴンクエスト)
それほど専門知識に格差があると、交渉の上で不利になります。
相手も営業職だから、その辺を感じさせないように上手に振舞いますが。
だから、公平な建築請負工事契約書の約款を使わずに、自社が有利になる契約書を使用されても文句も言わないし、約款の変更も求めません。
「会社のルールで所定の契約書しか使えないんです」
そんな一言に疑問も感じず進めてしまう人が圧倒的に多い。
不思議なことに契約書に疑問を持つ人は少ないんです。
「みんな同じものを使うんでしょ」程度でこだわりません。
住宅支援機構、四会連合、日弁連の契約書は業者とオーナーは対等になっていますが、自社の契約書は必ず債務保全や権利移動に関して建設会社に有利に一部を書き換えています。
契約自体は民間の自由行為ですから、多少書き換えられていても、厳密に法律違反にはならないため、そのまま進んでしまいます。
客観的に見れば明らかに不公平。
でもお客さんは気付かない。
もうちょっと勉強しても良いのにね。
不公平はイヤだな、っていう人はどうぞご相談ください。
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- at 12:19
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