2009年10月07日

ガイアの夜明けを見て

人気番組「ガイアの夜明け」で昨日マイホームに関わる内容でした。

住宅ローンが払いきれなくなったら。

モーゲージプランナーという新たなコンサルタントサービスについて。

この二点について番組は作られていました。

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ぶっちゃけた話、購入する時にリスクマネジメントすればどうということのないことなのですが、それには一切触れられません。

なぜか、一切触れられないのです。

ゆとり返済で11年後に金利が上がるとか何とか言っても、それは購入時に計算できる話であって、なぜそこに触れない販売方法が許されているのかなどの本質的な課題については触れていません。

ということで私は消化不良状態です。

とても不満。

販売時に予見は可能であり、そのような不測の事態が起きない営業が可能であるのにやっていない業界の体質については一切触れない。

売る方も適当、買う方もあまり考えていない。


マンションの競売物件を専門に扱っている会社の社長は「うちの仕事はどぶさらいだ」と新人に教えているそうです。

確かにそういう一面もありますけれど。

なぜ、夢のマイホームが「どぶ」になってしまうのか、見ていた人たちは考えたでしょうか?

そこにリスクが潜んでいて、そのリスクに気付かずに購入してしまう社会構造の仕組みに気付いた人はいたでしょうか?

住宅に関心を持つといろんなことが見えてくるのですけどね。


ちなみにマンションに資産価値はありません。

利便性に対する権利金のようなものです。

日本の法律は、商習慣、業界の慣例では一部の希少な事例を除き、一般的なマンションに資産価値は認められていないというのが現状です。

めちゃくちゃ便利な立地を除いて、築一年以内でも所有権が一度移転しただけで、再販する時には3割も販売価格が落ちるのが当たり前であることを購入者の何割が知っているでしょうか?

消費者契約法において、事実の不告知を理由に訴訟になる可能性がある取引がどれほど世の中にあふれているか想像するとちょっと怖くなります。

事前にきちんと計画を立てるとそれらはわかってしまうんですけどね。


今の問題解決を取り上げていて、予防するための方法についてまでは踏み込んでいなかった。

しょうがないけれどちょっと物足りないと感じてしまいました。


いきなり社会常識が変わることはないので、通過点として今回の番組の役割は大きかったと言えます。

日本の家づくりの常識を変えるのはそんなに難しいことではありません。

ひとりひとりがもう少し自分の人生を通じてのお金の考え方と、住宅に対する関心をもるだけでガラッと変わってしまうのです。

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