2009年11月11日
家のルール
日本は住宅事情が特殊です。
欧米では圧倒的に建売住宅が多いため、家庭の個性に合わせた設計は少数派です。
住みづらさを感じたら、古家を売っぱらってしまい、新しい家を購入すれば良いというのが常識です。
日本ではリセール市場での査定が下がってしまうため、残債を処理できず、一度購入したら一生住み続けるのが常識です。
ここに住文化における大きな隔たりがあります。
そうした背景から、マイホームコンサルタントでは生涯住みやすくするための設計方法を確立しています。
その中で大事にしているのが「家のルール」。
何時に起きて、何時に帰って来て、財布はどこに置くとか、洗濯物はどうするとか、部屋の片づけの役割分担とか。
プランがまとまってきましたらご夫婦や家族で話し合ってもらいます。
そうすることで、プランの改良点や様々なストレスなど新たな発見があります。
そこまで話が進めばプラン上の変更点や不安が少なくなってきます。
当然、そこでの生活をイメージできますし、家事に対する家族の協力も想定されているので、奥様の不安も少なくなってきます。
これはエゴグラムやライフスタイルアンケートによる情報を間取りに落とし込むことでさらに内容が良くなります。
ただ単に「家のルール」を作るといいですよ、と言ってもお互いに自己中心的なリクエストが多くなってしまうため、かえって夫婦の雰囲気が悪くなる可能性があります。
夫婦でも言葉で表現できないストレスがあります。
それは分析によって他者にも客観できるため、打ち合わせの材料として使えるようになります。
客観視できないものは主観的な主張になるため、最悪の場合喧嘩にいたることもあります。
自分たちのストレスを分析する。
自分たちのこれからのライフスタイルを考えて計画する。
専門家のアドバイスを受けながら、生活の中での家のルールを決める。
それらが機能するかどうかという視点で間取りを分析する。
これらの作業で、その家が住みやすいかどうかを判断できるようになります。
良い家とか良い間取りとか、一方的な押し付けをする業者も多いです。
何を根拠にそんな押し売りをするのか理解しかねますが。
住む人のライフスタイルに合っているかどうかが一番大切。
「家のルール」
新築を考えているのであれば、その機会に夫婦で話し合ってみてください。
家族のありがたさも含めていろんなことに気付けます。
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- at 14:28
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