2009年12月08日

今がチャンスですよ、は本当か?

住宅の営業マンが「今がチャンスですよ」と家を建てるのを推奨してきます。

本当だと思いますか?


私が住宅営業を初めて経験したのが25歳の時。

今から16年前になります。

その時すでにこのトークは営業の現場で使われてきました。


「公庫が最低金利です。こんなチャンスは二度とありません。家を建てましょう。」

「これほど税金が優遇されたのは過去にありません。チャンスです!」


この17年間変わらず使われ続けている定番のトークになってしまいました。

一体どうなっているのでしょう?

家の建て時なんてありません。

購入計画を立てて、人生計画に見合っており、予算の中であれば建てれば良いし。

人生計画に合っているかどうかも確認せず、金利や税金の優遇だけでチャンスなんてことにはなりません。

計画が成り立つのが確認できた時が建てる時。

低金利や税金の控除なんておまけ程度に考えないと失敗してしまうかもしれません。


本筋が何なのか?

家を何のために建てるのか?

人生のビジョンとそれを実現する場所として住宅が必要なのか・

そういう話し合いが夫婦の中で持たれているのか?

そういう話合いの結果、今が建て時と判断して、その時にちょうどあんばい良く何らかの資金的なメリットがあれば「ラッキー」と言えるでしょう。


どうも「チャンス」という言い方がしっくりこないのです。

「ラッキー」はあると思います。

でも「チャンス」があるとは思えません。

金利が下がり始めたバブル後の時から「チャンス」は言い続けられてきました。

一種の業界用語とも言えます。


これだけははっきり言っておきますが、「チャンス」を理由に家づくりを推奨する人と一緒に家づくりをするのだけはやめておきましょう。

なんだか怪しい。

というか、お客さんの人生計画を聞いてもいないのに「チャンス」と言い切る背景を考えるとよくわかります。


単純に家づくりを物売りとしてしか考えていないんです。

物を買う時には少しでも安い方が得になりますから、買い時としての「チャンス」という表現は理解できます。

人生計画に沿った購入計画になっているかどうかを確認せずに「チャンス」と売り込むのが私には理解できない、と言っているだけなのですけれど。

実際のところ、調べてみたらとても「ラッキー」な時期で、「チャンス」と言えないこともない時期だったということもあるでしょう。

しかし、そんな確率はごく少数。


購入計画は損得ばかりで考えてはいけないのです。

人生計画に基づいて、購入計画を考えないといろんなリスクに気付かずに家を購入してしまうことになりかねません。

十分にご注意を。


いくら安くても必要のない家は買ってはいけません。

逆に計画によっては少しでも早い時期に購入した方が良いということもあります。

専門家のライフプランによってそれらのシミュレーションが可能です。

気になる人はお問い合わせくださいね。

お待ちしております。

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