2010年01月13日

病気の原因と住まいの関係について

住まいが病気の原因になる。

そんなことを言われるとシックハウスなどの化学物質を原因とした病気を連想する人が多いでしょう。

それも原因の一つでしょうが、それだけだはなく単純な問題ではありません。

病気の原因を一言で言うと「意食住」

生活の基本の「衣食住」をワタシがもじったものですが。

この三つの要素が複合的に作用して、体の調和が乱れた形で表れたものが「病気」

そんな風に定義するといろんなことが見えてきます。


意は心や思想。

本人の性格やストレスの種類が体調にも影響します。


食は「食べ物」と「飲み物」

健康診断でも検査時に普段食べているモノや、タバコやお酒などの趣向についても必ず質問されます。


住は住まいによる影響。

マイホームコンサルタントでは「空気」「生活水」「電気環境」「化学物質」のエネルギー的な影響に加え、ライフスタイルに合うかどうかのストレス的な影響をポイントと位置付けております。


病気になるのはこれらの生活習慣の積み重ねになります。

仕事や対人関係の疲れ。

日々とる食事の質や水分の品質。

住まいから受ける化学物質や静電気などの電気環境、地磁気の乱れ。

ストレスの全くない社会人はほとんどいません。

理想的ではない何かの影響を毎日少量は経験しているはずです。

それをリセットできれば健康を維持できるし、リセットできずに跳ね返す力が失われていくと病気になってしまうことがある。

しかし、それらのメカニズムは医療的に全てが解明されている訳ではありません。

シャーレの中に切り取った小さな科学では、生体全てにおける全体法則は図れない部分があります。

全体医療とか統合医療とか言われる分野では、まさに「意食住」を分析することで病気の原因を究明しようと言うアプローチがなされています。

日本ではまだまだ認知されていませんが、統合医療は欧米圏、特にイギリスやドイツでは先進的な研究がなされており、医療の選択項目として市民がどちらの治療を受けるかを選べるようになっています。

現代医療の主たるものは「切る、焼く、殺す」の三種類に分類できるものが多く、がん治療では特にこれらを「標準医療」として位置付けています。

この「標準医療」に当てはまらない分野に関しては、日本では一切医療関係として認めていません。

もちろん、標準医療で治療できると診断される病気については、標準医療で治療するのが早くて良いでしょう。

しかし、標準医療で治療できない、もしくは治療を約束できない。

そういう病気が最近は増えてきているようです。

それらの中に「意食住」の複合的な原因によって現れている不調和もある。


そんな分析から見えてくるものがあります。

食事、水、空気の品質は日々体に取り入れるものですから、影響は大きいと考えるのは常識でしょう。

しかし、ストレスをリセットするのに「住」の要素を考えることは過去にはありませんでした。

しかし、想像以上に住む人に大きな影響を与えていると考える必要があると思われます。


窓から見える風景。

家族のコミュニケーション。

温度差、湿度環境による肉体的なストレス。

色や明るさ。

これらの住環境が与えるエネルギーは客観視が不可能であったために、過去には軽視されてきました。


近年ドイツの専門家たちによる研究が進んできた、静電気の環境や地磁気による生体への悪影響も、人類は発見したばかりの危険要素です。

しかし、それらは複合的に今日も我々になにかしらの影響を与えています。

プラスの影響もあればマイナスの影響もあるでしょう。

これらをプラスの影響を多くすることで、心身にとって良い住まいは設計することができます。


病気が発症してから生活習慣を改善する人が多数派です。

しかし、意と食は変えることができても、住は簡単には変えられません。

変えられない住まいについて、新築時に真剣に検討するのはとても意味のあることです。

健康の基本は「意食住」。


家づくりを始める人には「住」の健康への影響についてもっと関心を持ってほしいと思います。


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