2010年07月05日

マイホーム論 1

そもそも「家」とは何なのか?

本質的なことを考えたことはありますか?

魚、鳥、動物、虫など、地球上の生命体は「巣」を作ります。

「家」とは「人の巣」という一面も持っています。

「家」とは何ぞや、というテーマについて語ってみたいと思います。


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動物が巣を作る意味は大きく三つあります。

自然界との境界線をつくり外界の影響を緩和して快適性を保つため。

外敵から身を守るため。

子育てのため。

これらを複合した目的を満たすために動物は「巣」を作ります。

自然界にいる動物が「巣」を作る目的はたった三つだけなんです。


人間には人間特有の目的が出てきます。

「他の家とは違う個性的な物が欲しい」

とか。

「地域的にこだわりがあるので譲れない」

とか。

前者は周りに対しての優越感を持ちたいという「欲」とか「自我(エゴ)」から来ている理由です。

後者は自分の価値観、物差しという「執着」から来ている理由です。

「欲」「自我」「執着」は別のものではなく、連続体の一面的な性格を指すものです。

欲は自我の一面であり、自我や欲は執着の一部ともいえます。

これが自然界の動物と人間の「巣」に関する大きな違いですね。

人の家はそういう人間特有の「欲」「自我」「執着」による人間らしさによっていろいろと工夫をされてきたわけです。

人から「良いデザイン」と評価される工夫。

厳しい気象環境下においても命を維持できる工夫。

経済において資産価値が下がらないような工夫。

これらは人間特有の「欲」「自我」「執着」によって生まれてきた産物です。

人の価値観は人の数だけ存在しますから、生まれてきた物に対して賛否に分かれます。

その中からいろいろな住宅様式や住宅文化が生まれてきました。


地域、環境、国、社会、文化の違いによって地球上に様々な「家」があります。

しかし根底には四つの要件があるだけです。

「外界と隔離し快適性を保つ」

「外敵から身を守る」

「子育て」

そして人間だけが「巣」に求める「個性」


本日の記事はここまで。

この四つの要件の組み合わせと考え方について続けたいと思います。

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