2013年05月27日

バウビオロギー25の指針 第4の指針

バウビオロギー第4の指針は「遮音、振動の検討を」

騒音とは特に人間に取って、不快・迷惑に感じられ、場合によっては健康被害にまで引き起こすことになるほどの深刻な音を指しますが、その量、質、時期、原因、騒音にさらされる人の性格、年齢によって捉えられ方が異なります。
乳幼児の過す場や寝室の静けさを確保しましょう。
特に、体に感じない低周波の振動は睡眠に悪影響を及ぼし、多くの人が睡眠障害に悩まされています。
原因を特定するのは困難ですが、発生源としては冷蔵庫や地下鉄なども考えられます。

【コメント】

重低音に代表される低周波の音波は、物理的な遮断が難しいです。

近年では風力発電の風車の振動や低周波の風切り音が原因と考えられる、施設周辺での集団的な不調の発生などで、メディアでも扱われるケースが出てきました。

その他に、交通量が多い道路、大音響を出す施設、エレベーターの作動による発生などで同様の原因が指摘されることがあります。

ただし。

どの事例においても再現性が低いため、医学的には因果関係が認められていない事実があります。
要するに不定愁訴などを訴えても、周辺全員が不調を訴えない限り「因果関係不在」みたいなレッテルを張られて悔しい思いをすることになってしまいます。

ある人は耳鳴りやめまいとして現れ、ある人には胃腸の症状として現れ、ある人には頭痛や肩こりとなって現れます。
症状も一様でないため、余計に因果関係は認められません。
だから、低周波を原因とする「病気」としての認定することは、現在の医学会の基準では非常に難しいと言えます。
このように再現性の低く、因果関係が特定しづらい病状に関しては「症」で締めくくる名前がつけられます。
◯◯病とかではなく、◯◯症。
症状に対しての対処量法的な薬を処方されますが、あまり効かないケースが多いという話をきいたことがあります。(真偽はわかりません)
化学物質過敏症などでは、薬で二次的な複合発症をしてしまい、さらに悪化してしまうこともありますので、安易に薬は出せないと聞いたこともあります。

低周波や化学物質の蓄積で、根本的な何かが狂ってしまうのかもしれません。
例えば神経機能(交感神経、副交感神経)が誤作動してしまうとか。
ホルモン、免疫系の機能が誤作動してしまうとか。
そんなイメージで症状の原因を想定してみるのも、因果関係の発見につながるような気もします。
素人が発言しても説得力はありませんが。
薬が効かないのは、機能不全、もしくは誤作動による失調と考えたら説明はなんとなくつくような気がします。
だから因果関係が見つからないのでは?と思えてしまうのは私だけでしょうか?
専門ではないので素人の妄想はこのくらいにしておいて。

低周波の遮断はとても難しいですが、緩和させた部屋をつくることは可能です。
遮音だけでは難しいので、遮音と消音を複合的に機能させると、かなりの低周波をカットさせることができます。

ただし、あまり静寂にし過ぎますとこれもまた精神が不安定になる原因になりますので、悪影響のある外部からの低周波はカットして、屋内で発生する音については特に手を加えない程度の設計がちょうど良いのかな、と思います。

道路からの低周波が一番カットしづらいので、それが原因で失調状態になったと考えられる場合は引越を含めた対応を考えるのが理想的です。
お金は掛かりますが、命の方が大事ですから。
重度になると精神的な症状を併発することが多いので、「気のせい」とか「気持ちの問題」と軽視しないように慎重に検討することが大切です。


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