2013年05月31日

バウビオロギー25の指針〜第5の指針

第5の指針 室内の湿気を、吸放湿性のある建材によって調節する

ビルの一室のような場所では合成化学系の建材多く使われており、冬は加湿器が使用されていることも多いでしょう。
加湿器を使った加湿はストレスを引き起こし、菌をまき散らしている可能性があります。
過乾燥空気によって気道の粘膜が傷みます。
しかし乾燥空気が悪いのではなく、乾燥空気によってダスト(汚染物質)が浮遊することが問題です。
また、自然系の材料の方が透湿抵抗値は桁違いに低いのです。

【コメント】

適正な湿度下においては微生物群、イオン的な電気バランスもよくなります。

例えば、インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルスなど冬期に活発になる感染症は、乾燥状態で感染し易くなるのがわかっています。
40%〜60%の湿度を維持することで、その感染力を軽減することが期待できるようになります。
また、湿度は高すぎてもいけません。
過剰な湿度は陰性菌(黒カビ、青カビ)の繁殖環境を整え、それらを食料とする害虫も引き寄せてしまうこともあります。

調湿作用の有る建材を内装材に使うことが効果的です。
できるだけ自然素材に近い建材で室内環境を整えると良いでしょう。
天然乾燥させた木材や(人口乾燥では本来の機能は期待できません)多孔質の塗り壁(植物由来の化石層の物が良いでしょう)は理想的な内装材といえます。
吸湿の後、必ず水分を放散しますので、その際に有害な成分が混ざらない建材が好ましいでしょう。

空気は乾燥することによって、物体の静電気をさらに溜め易くします。
言い換えると住人の体もアースによる放電が少なくなれば、電気環境による酸化が起きるため、病気にかかり易い体質になりやすくなると考えて良いでしょう。
空中に舞ったホコリは帯電するため、なかなか下に落ちません。
同様にハウスダストや、陰性菌も空中で帯電状態で浮遊する為、感染率が高くなる理論が成立します。

上記で説明した自然素材の内装材は、微量ながら電子を放出することがわかっています。
それは同時に静電気を溜めさせないため、体の電気的な酸化を予防することにもつながります。

湿度の調整を意識することで、同時に静電気対策にもつながります。
健康的な環境は何か一つの建材を使えば大丈夫、という訳では有りません。
空気、電気、水分のバランスが良くなれば自然と全体環境が良くなります。

人間が暮らす理想的な環境とはどういうものだろうか?
追求して行くとそれらのつながりが見えてきます。

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