2013年05月10日

バウビオロギーとは何か?

バウビオロギーとは何か?
バウビオロギーとは建築生物学に直訳される、ドイツ発信の健康的な住環境を研究し、対策を体系化した民間科学です。

消費者が安心して暮らせる住環境を研究し、独自の住哲学を発展させています。

主に専門家と万能家による協同活動によって、住む人の心身の健康を実現するのに理想的な住宅を提案、施工しています。

日本にもこの思想を学ぶ人たちが少しずつですが増えてきています。

バウビオロギーでは25の指針を定めて、その思想を反映する家づくりを進めています。

解説も含めて指針を紹介して行きたいと思います。

25の指針〜第1の指針「自然素材を適材適所に」

自然素材を適材適所に使いましょう。
必要以上に人工的な建材を使う必要はありません。
合成化学系の建材の多くは石油由来ですから、石油を運搬するエネルギー、精製するエネルギーがかかり、そのプロセスで汚染のリスクがあります。
これらの材料は循環することがなく、廃棄するまでの諸段階で問題があるのです。
自然素材を必要以上にいじくることなく、単純な在り方で使うことにむしろ英知を集めましょう。


【解説を含むコメント】

大昔はその辺の石や木を使って家は作られていました。

文明が進むに従い、「経済」「防火」「個性」を理由に建材が複雑化されてきました。

それは同時に、社会のいろいろな弊害を生んで行くことにもなりました。

その悪循環は個人の住宅のみならず、環境問題も含めて負荷をかけている状況です。

行き過ぎた個性やデザインの追求は、少数の人しか選ばない個性を希少と錯覚させます。

日本の建材のカタログを見たはじめての人は面を食らってしまいます。

あまりの種類の多さと、複雑な発注方法に驚かない人はいないのではないでしょうか?

それらのカラーカタログや、サンプル、流通経路にかける経費。

複合的に自然環境に悪影響を与えています。

しかし、同時にそれらによって経済を発生させている事実もあります。

資本主義が優先される経済圏では、今までは住宅の建材による負の連鎖については知られることはありませんでした。

これからは、そういう広い視野を持って、消費する物を体に優しい自然素材をベースに、値段の高い安いだけの判断ではなく、無駄を省いた本来自然に近い形についても意識した消費選択が持続可能な社会の実現に対して必要な考え方なのではないでしょうか?

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