2013年05月13日

万能家(ジェネラリスト)と専門家(エキスパート)が創る家

住宅というのは住む人のライフスタイルに合わせて設計しなければなりません。

現代のライフスタイルは多様を極めており、ひとりひとりの満足を追求すると、注文住宅の設計をまとめる作業は多難に感じる業界人も多いといえます。

ですから、多くの建設会社は自社商品を開発し、その商品を専門に販売する「専門家」形態での家づくりを進めています。

「うちの商品はこんな感じです。好きな人に買ってもらえれば良いです。」という売り方。

もちろんそれが悪い訳ではありませんが、自分のライフスタイルを本当に充実させたいのであれば、それを理解してくれる万能家の存在が家づくりには不可欠になります。

レオナルド・ダ・ヴィンチが言ったと記憶している名言があります。(確か・・・記憶に間違いがなければ)
「建築家はあらゆることに精通していなければならない。」
これはまさに万能家のことを指していると言えます。
精通のレベルは難しいですが、個人の要望に対して、それがどのような性質、原理に基づいて満足が得られるかの関心を積極的に持っている必要があります。

要するに、住む人の興味関心に共感を持っていなければそれを満足させることができない、という単純な結論です。

住む人の立場に立った場合、高いレベルの要求がなければ商品化された住宅でも満足できます。

しかし、ライフスタイルとして、自分の趣味、嗜好、仕事や子育ての方針などで「目的を持った設計」が必要な場合、商品化された住宅では対応できない部分が多いといえます。

そうした場合、様々な専門家の活かし方を理解しつつ、住む人の要望を高いレベルで満足させる計画を立てることができる「万能家〜ジェネラリスト」の存在が必要になります。

ダ・ヴィンチが精通していなければならない、と言った理由がよくわかります。


では、住宅の営業マンは万能家でしょうか?

一般的な設計事務所の先生は万能家でしょうか?

あなたが相談している窓口は万能家でしょうか?

もしも、あなたが目指しているライフスタイルを実現してくれるかどうかの期待度において、疑問を感じる部分があるのであれば、理想の相手を捜すことからはじめなければならないかもしれませんね。

また、実は潜在的な欲求として自分のライフスタイルが眠っている場合、暮らし始めてからそれに気付くことさえあるでしょう。
そんな悲劇は想像もしたくないでしょうが、相談相手を間違えるとそういうことが起こり得るのが不動産購入の一面でもあります。


ライフスタイルに合った住宅を建てるには、万能家〜ジェネラリストに相談することが近道だと言えます。

ジェネラリストはさらにブレインとなる専門家たちへと計画の肉付けを依頼します。

それぞれのプロのチームプレイによって、ライフスタイルを満たす計画は形作られて行きます。


ジェネラリストとしての家づくりを進めようとしている建設会社も、設計事務所もどこにあるのかわからないのが消費者の立場です。

「こだわりの家」とか「ライフスタイルに合った家」とかコピーは氾濫していますが、本当にどうかというのは難しいですね。

かくいう私もジェネラリストとしてどのくらいのレベルなのかはわかりませんが。

約1万人にのぼるファシリテイトの経験や、多趣味が幸いしている感じはしますが。

それでもあらゆることに精通となると少々自信は怪しくなります。

ありがたいことにエキスパートに恵まれていますので、過去には要望にたいして困ったことは記憶がありません。

万能家は細かいところについては曖昧な部分があります。

専門家はかなりの部分を詳細に理解しています。

入居者、万能家、専門家が目的を一つにチームを作ることで、すてきな家づくりが可能になる。
そんなイメージを持てるのであれば、あなたの家づくりでお役に立てるかもしれません。

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