シックハウス対応設計

シックハウス症候群とは

日本国内で100万人を超えるという説もあるシックハウス症候群。
化学物質過敏症と呼ばれることもありますが、呼び分けの厳密な定義はありません。
乾燥肌に始まり、死に至る重症者も出すなど状態に個人差が大きいことも特徴。
ちなみに「病」と「症」の違いは、病は特定の部位に類別できる症状が発生することが認められたときに「病」として登録されるのに対し、「症」は不調は認められるが、「病」とまで明確な分類ができない状態を指します。
体調不良を訴えてはいるが、医学的に分類のできない不調は「症」という扱いになります。
自律神経失調症などが同様の取り扱いです。
シックハウス症候群は心身のあらゆる不調となって現れるため、現在の医学では「病」として規定できない難症。
抑うつや不定愁訴の心身症を伴ったり、アトピー性皮膚炎や湿疹などの皮膚の異常、呼吸器系異常、臓器不全や血圧以上などその症状は千差万別。
理解のないドクターからは「思い込み」による心身症と決めつけられることさえあります。

シックハウスの原因

①化学物質
有機物を含む化学物質、化学化合物が主たる原因と考えられている。
化学物質は20000種類以上存在し、毎日数種類の化学物質が世界中で生まれ続けているとも言われています。
ひとつひとつの化学物質の有害性は確認できても、複合的に影響を受けた際の有害性は未知数であり、できる限り使用しないことが望ましい。
食品添加物、揮発性有機物質など、呼吸と飲食によって体内に入って排出されない化学物質が、体内の処理の限界を超えた時に、非特定の症状を伴い体調不良を起こすと考えられています。

②電磁波
電磁波被ばくもシックハウスと同様の症状を伴うことが多い。
発症に関しても、一時的な発症が電磁波過敏症でも、二次的に化学物質過敏症に至ることも多い。
逆に化学物質過敏症から、電磁波に対しても過敏になるケースもあります。
電気調理器、家電製品、電気暖房機、蛍光灯、各種電気製品から発生する、微弱な電磁波を継続して浴び続け、一定量を超えると発症すると考えられています。
電磁波を浴びる状態を「曝露」「被曝」と強い言葉で表現し、危険性について注意を促す活動家もいます。

③地磁気異常
地磁気は適正量浴びていないと生体の維持に悪影響を与えると指摘する研究者もいます。
地磁気はこの地球上どこにも降り注いでいる地球のエネルギーです。
静電気がたまりやすい土地では一般的に弱くなり、鉄、金物の多い場所では逆に強くなることがわかっています。
また、マンションでは高層階に行くほど地磁気は弱くなります。
北欧諸国においてマンションでは高層階に行くほど生活習慣病や難治性の病気になる人が多いと考えられております。
そのもとになった統計は信用できる情報ですが、医学的な根拠については検証中のようです。
テスターにより測定可能です。

インテリアの色も住人の心に影響を与えます。
白に統一すると不定愁訴や意欲減退の状態になると指摘する色の専門家もいます。
ストレスの種類、傾向などを理解せずに、無意識に色の悪影響を受けてしまうことも考えられます。

対策

「これだけやれば絶対大丈夫」という方法は確立されていません。
個人の体質に適した環境設計によって、理論的には住める状態を作ることが可能になるはずですが、個人の体質をチェックする方法が科学的には確立されていません。

①シックハウス(化学物質過敏症)について
自然素材による住環境の建築や、化学物質をキャンセルする処理を施工することによって、悪影響をなくすことができる場合もあります。
事前に施工後の安全を保証することができないため、小規模な施工で発症の有無を確認した後で、本格的な対応をすることが現実的です。

②電磁波について
電磁波対策はアース工事によって無害化、減害化が可能です。
また、家庭内の電磁波のみではなく、送電線、変電所、携帯電話のアンテナを含む電波を発生する施設が近隣にある場所などでは、施工する規模を変える必要があります。

③地磁気の異常
測定器で計測して地磁気が適正値に収まっているかどうかを判断します。
適正値を外れ異常が見受けられた場合、緩和するための施工は可能です。
ただし地磁気は地球を循環するあまりにも大きなエネルギーであるため、施工しても即効性はお約束できません。
年数をかけて効果が上がってくることもあります。
また、地磁気についてはわずか10センチずれても大きく変動するスポットが発生するケースもあります。
万が一その位置に睡眠時に頭部がかかることがあると、睡眠障害や心身の不調になることもあるため、あらゆる検査をしても病的な原因について判断できなかった場合には、地磁気による影響を検証してみることをお勧めします。

④色
視覚から入る色の情報も、心に直接影響を与えます。
暑さ寒さの体感温度に始まり、不定愁訴や意欲減退など「気のせい」と扱われがちな状態であっても、色による視覚的な影響の可能性を無視できません。
カラーリングテストや体感テストなどで、体調を整えるカラーリングを選択することが可能です。

対シックハウス設計=カウンセリング住宅の提案

マイホームコンサルタントでは、カウンセリング住宅と位置付け、希望する会員にシックハウス対応の住宅のアドバイス、施工のサポートを行っています。
各種の環境調査も会員に対しては無料で行います。(対象エリア内)
調査に基づいた計画を作成し、正会員業者により責任を持って施工します。

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